GLAY・TERU「函館出身のバンドが…」楽曲への情熱と地元への愛情を語る『令和で最高の楽曲を作る』

投稿日:2020/01/15 11:25 更新日:

1月11日放送の特別番組「GLAYtaste DAYS ~函館・最高のおもてなし」(FMいるか)。GLAYのデビュー25周年記念アリーナツアー「GLAY ARENA TOUR 2019-2020 DEMOCRACY 25TH HOTEL GLAY THE SUITE ROOM」北海道・函館公演最終日のライブ終了後、楽屋から中継を繋ぎ、TERUさんがゲスト出演。自身のスタジオを通して地元・函館から発信する音楽への想い語る一幕がありました。


(画像:時事通信フォト)

■TERU「ここからまた自分は始まるんだ」

今回のツアーでも披露されているニューアルバム「NO DEMOCRACY」。

収録曲のボーカルレコーディングは、東京で録った2曲を除き、全てTERUさんが新設した函館スタジオで行われました。

インタビュアーの宮脇寛生さんが函館スタジオについて触れると、TERUさんは「自分の中で何か吹っ切れたんでしょうね」とコメント。

それまでは海外への移住も考えていたといい、「(函館の)野外ライブでホテルに泊まった時に 『何か違うな』 と。『やっぱり函館で音楽を作らなきゃいけないんじゃないか?』と思った瞬間に、スタジオを作る構想がポンと浮かんで。『よしやろう!』と思って」と、心境の変化を明かしました。

函館で音楽を作るという使命感に突き動かされたTERUさんは、同じ函館出身のエンジニア・工藤雅史さんら同志の協力を得てスタジオを新設。

函館の情景を描いた楽曲「はじまりのうた」(2019年)には、「ここからまた自分は始まるんだ」という想いの全てを託したそうです。

■TERU「函館出身のバンドが…」楽曲への情熱と地元への愛情を語る

いよいよレコーディングを開始した夢のスタジオ。TERUさんは「自分のスタジオなので。サンダル履いてパジャマで歌ったら、すごく良い音が撮れた」と気に入った様子です。

また、函館スタジオは、自身が他のスタジオに赴くのとは違い、プロデューサーの亀田誠治さんや工藤さんらスタッフが来てくれるとのこと。

TERUさんは「朝起きて、『TERUくん、おはよう! 温泉行ってくるね!』『じゃあ俺、スノボ行ってきます!』って、帰ってきてレコーディング。生活の一部にレコーディングがあるのが良かった」と楽しそうに話します。

函館スタジオで撮った歌声は、メンバーから「突き抜けてるね」と大好評のようで、TERUさんは「本当に良いスタジオになりつつあるなぁ……と自信がついた」としみじみ。

そして、「アルバム『NO DEMOCRACY』で、もし今までのTERUの声と違うなと思ったとしたら、たぶん函館の空気。函館出身のバンドが、ボーカルが、生まれ育った場所から届けられる一番温かい歌なんですよ」と熱く語りました。

■TERU『令和で最高の楽曲を作る』

宮脇さんが「まだまだ名曲が生まれるでしょうね」と期待を込めると、「そうなんですよ。2020年は『令和で最高の楽曲を作る』が目標になっていて」とTERUさん。

「本当に名曲だと思える曲を函館スタジオから届けたい。メンバーも『函館スタジオで撮ってみよう』と言ってくれて、そこでどんな奇跡が生まれるか楽しみにしています」と力強く抱負を語りました。

2日間のライブを終えた直後、1時間ものあいだ貴重な話を語ったTERUさん。宮脇さんが気遣うと、「せっかくこうやって届けられる時間があるので。もちろん大丈夫です」と笑い、最後にはファンや地元の方への感謝を述べました。

ネット上には、「TERUさんのトーク凄かった!凄い良かった!」「スタジオ建築するまでの気持ち熱い思いを話してくださってありがとうございます」「函館スタジオでは更に素晴らしい曲が生まれる事を期待してます」「TERUさんの函館愛がすごい伝わってきた」との反響が上がっています。

北海道・函館から発信する楽曲への情熱を語ったTERUさん。地元への深い愛情を感じ取った方も多かったのではないでしょうか。

【GLAY公式サイト】
https://www.glay.co.jp

(文:MAIKO)

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