6月9日放送の「キョコロヒー」(テレビ朝日)では、日向坂46の振り付けも担当している世界的ダンサーのTAKAHIROこと上野隆博さんが登場。TAKAHIROさんは防弾少年団(BTS)の「Dynamite」のダンスの振り付けの解説を行い、話題を集めました。
(画像:時事)
■TAKAHIROがBTS「Dynamite」を解説
これからの深夜2:36〜テレ朝「キョコロヒー」に出演します。
今日は、BTSの表現を振付観点で考察します。 世界を沸かす魅力を学びました:) #キョコロヒー #ヒコロヒー #齊藤京子 #日向坂46 #TAKAHIRO #振付 pic.twitter.com/nar853wAbk— TAKAHIRO/上野隆博 (@TAKAHIRO_UENO_) June 9, 2021
TAKAHIROさんがダンスの解説を行う人気企画「TAKAHIRO先生とダンスを見よう」第三弾で選んだテーマはBTSの「Dynamite」。
解説の前にスタッフが前回出演時の反響を尋ねると、TAKAHIROさんは「立ちすぎ。今日はこの椅子にちゃんと座るこれを目標にやっていきたいと思います」と意気込みを語ります。
ここで、スタッフが「BTSはどういうグループ?」と尋ねると、TAKAHIROさんは「最高級のクオリティを持ったカリフォルニアロール。世界で勝負するぞって言って作ったことがわかる。それをぜひ知っていただきたい」とコメント。
早速、「Dynamite」のMVが流れ出すと、TAKAHIROさんは「マイケル・ジャクソンを思わせる動きが入ってくるんです。マイケル・ジャクソンを思わせる動きを入れてくることで、ダンスを好きな私たちはこの時点でもう大好きになっちゃいます」とBTSのメンバーの手の動きに注目。
続けて、TAKAHIROさんは「例えば『ビリー・ジーン』とかで出てくる髪をとかす動きとか。『ビリー・ジーン』で出てきそうな足をこう、サイドに入れる動き」と実演を交えて解説を加えるも、早くも立ち上がってしまい最初の約束を破ることに。
さらに、TAKAHIROさんが蹴りの動きを再現した瞬間、有線イヤホンが落ちると、ヒコロヒーさんが「これ有線じゃない方がいいんじゃないですか、イヤホン」とツッコミを入れました。
■BTS『Dynamite』に盛り込まれた秘策を大解剖!上野「一番大事なところでは…」世界を意識した作り込みを解説
それでも、止まらないTAKAHIROさんは、「マイケル宝探しっていう遊びがいっぱい入ってる。こういうちょっと服をキュッ、キュッってやる、これもマイケルの動きだし」とコメント。
続けて、「なのでカリフォルニアロールであり全てのクオリティが最高の高まった部分でマッチしている…。キョコロヒーさんでいう大三元」と、麻雀に例えてBTSのすごさを力説します。
さらに、体を左右に揺らす振り付けについて、興奮のあまり立ち上がりカメラの画角からはみ出しながら、「でも一番大事な所では、やっぱり真似やすい動きは最後入れてくる。これがあることで世界中の人が真似しやすいですよね」と真似しやすい振り付けを入れていると指摘。
また、「色々なマイケル・ジャクソンっていうトピックスだけじゃなくて、海外の人も『あの曲だよね』っていう動き。『あの』っていう単語がいっぱい入っている。素晴らしい作品だ」とBTSを大絶賛。
そんなTAKAHIROさんが「一緒にシェアできる動きを意識して作ってくれてると思う」と話すと、ヒコロヒーさんも「なるほど!」と納得した表情を浮かべていました。
今回の放送にはネット上で、「TAKAHIRO先生×BTSとかワクワクしちゃって、そりゃリアタイしちゃう」「TAKAHIRO先生のBTS解説は普通に興味深くて所々なるほどと思うことがあったけど、それ以上におもしろが強い」「BTSのダンスをTAKAHIRO先生が解説という贅沢なコンテンツ」などのコメント。
TAKAHIROさんが熱が入りすぎてしまい、最初は椅子に座ると約束していたのに、立ち上がって踊りまくるのが面白かったですね。
【番組情報】
キョコロヒー
https://tver.jp/corner/f0075614
(文:かんだがわのぞみ)