1月10日放送の「A-Studio」(TBS系)に、上白石萌音さんが出演。番組でアシスタントを務める妹の萌歌さんとの関係について語り、話題を集めました。
(文:時事通信フォト)
■上白石姉妹が「東宝『シンデレラ』オーディション」を語る
A-Studioに、姉をゲストとして迎えるという面白おかしさ、そして感慨深さ。同じおなかから産まれたのに、こんなにも違って、こんなにも似てるんだよなあ〜私たち!いつも姉には感謝しかありません。宝物のような回をありがとうございました🌟 #astudio pic.twitter.com/6laGB2l9mM
— 上白石 萌歌 (@moka_____k) January 10, 2020
この日のゲスト・萌音さんは、2011年に開催された「東宝『シンデレラ』オーディション」で審査員特別賞を受賞して芸能界入り。
また萌歌さんも、同じオーディションでグランプリを獲得しています。
萌音さんがこのオーディションを受けたきっかけは、当時、地元の鹿児島でミュージカルの勉強をしており、そこの先生の推薦だったそう。
また、応募要項では10歳からオーディションに参加できたため、当時10歳だった妹の萌歌さんも「応募しても受からないだろうから思い出づくりに。1人より2人の方が心強い」との理由でオーディションに応募。
結果、2人でグランプリと特別賞を受賞しましたが、笑福亭鶴瓶さんは「1人が通って1人が滑ってみ。どう言うてええの、帰りの鹿児島まで」と話し、笑いを誘っていました。
■上白石萌音「萌歌は受かって私が落ちて仕事がないとか」妹・萌歌との関係に鶴瓶「本当に心の綺麗な子」
共に女優として切磋琢磨する関係について鶴瓶さんは、「姉妹というよりも同志みたいなもん?」と質問。
すると2人同時に、萌音さんは「もうまさに。そうです」、萌歌さんも「同志ですね」とその意見に同意しました。
一方で、萌音さん曰く、「同じ時期に違うオーディション受けて、萌歌は受かって私が落ちて仕事がないとかもありますし」と、姉妹で明暗が分かれることもあるそう。
そういう時は、「割り切るしかないんですけど。でも、やっぱね、悔しい気持ちはずっとありましたね、お互い。だから内心ムラムラしてましたねずっと、悔しいな、悔しいなって、『萌歌忙しそうだな、いいな』とかいうのはありました」と、姉妹とはいえ複雑な感情を抱いたことを明かします。
ただし、萌音さんは「名前が似てるので作品も間違えられがちで、だから仕事する時も私がやったこの仕事が萌歌のものだってみなされるかもしれない。もし、ここで下手なことやったら萌歌の株も落としかねない」と、姉として妹を大切にする気持ちも強い様子。
すると萌歌さんも、自身がオーディションに受かった時、「私一滴も涙流してないのに、姉だけすごい号泣してて」というエピソードを紹介。
そうした萌音さんに、鶴瓶さんも「本当に心の綺麗な子」と賞賛の言葉を送っていました。
■上白石姉妹の共演に反響
上白石姉妹の共演には、ネット上で「上白石萌音ちゃん・萌歌ちゃん姉妹って可愛くていい子達やなって」「上白石萌音ゲスト回というより、上白石萌音・萌歌姉妹回みたいになっていて、めちゃくちゃ面白いな」「上白石姉妹、可愛すぎるな」などのコメントが上がっています。
同じ女優なのでライバルでもあるはずの二人ですが、妹・萌歌さんのために泣ける姉の萌音さんは素敵と感じられたのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)