10月10日放送の「サワコの朝」(MBS・TBS系)に、女優の永作博美さんがゲストで登場。女優としての覚悟を語り、話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■永作が「サワコの朝」に登場
★本日あさ7:30★
ゲストは女優の #永作博美 さんです
永作さんが初めて舞台に出演した時、自分が歌うことになって戸惑ったのは、誰の曲だったでしょう?A:クイーン
B:マイケル・ジャクソン
C:エルビス・プレスリー正解はこの後の #サワコの朝 で!お楽しみに~ pic.twitter.com/oc5SYpgS8D
— サワコの朝 (@sawako_no_asa) October 9, 2020
今回は、10月23日公開の映画「朝が来る」で主演を務める永作さんがゲストして登場。
同作でメガホンを取った河瀬直美監督について、永作さんは「監督が望むのが、リアルな時間、リアルな空気を使いたいっていうこともあるから、特にスタートもかけないし…。(カメラが)回ってると思ったら、もうとっくに回ってなかったりとか色々あるんですけど、始まりと終わりがわからないんです」と、独特の演出法に驚いたとのこと。
また、「役積みっていうのがあって、河瀬監督の現場って。例えば、(役の)家族は家族で1ヶ月間、一緒に住むとか」と、夫婦役を務めた井浦新さんと子役と一緒に、本当の家族のように生活をしてから、撮影に臨んだことを明かします。
■河瀬監督の演出を斎藤も絶賛
続けて、永作さんは「ある日、突然家族になるじゃないですか役者って。芝居って、その埋まってない所を埋める作業から始まる。だから、台本に出て来る『デート、あそこ行ったよね』みたいな所に行ったりとか」とコメント。
また、永作さんは「斎藤工さんっていう方が、役者の方なんですど、監督に言ってました。『これには嘘がなくてビックリしました』って、『みんなリアルでした』って仰ってて。それぐらい役に向かわせてくれるというか、役者としては充実した時間が迎えられたし、役者としては魅力的な現場だと思いますね」と、作品を鑑賞した斎藤さんの言葉を引用しつつ、河瀬監督の現場を体験したことは刺激的だったことを明かしました。
■永作、女優としての覚悟を語る!「誰かの人生任されたなって思っていつもやってます」
永作さんの話を聞いた阿川佐和子さんが、「やっぱ覚悟がいりますね」と問いかけます。
永作さんは、「一個一個、覚悟がいりますね。あと、責任感ですかね。役を任される責任感というか、自分じゃないので、役っていうのが。誰かの人生任されたなって思って、いつもやってます。自分が生きてるみたいに、いい加減には出来ないと思って、それぐらい考えてないとやっぱりブレそうで」と、女優としての覚悟を語りました。
今回の放送にはネット上で、「『誰かの人生任されたな。と思っていつも演ってます』
『自分が生きてるみたいにいい加減にはできないと思って』。『八日目の蝉』の受賞スピーチの感じを思い出しました。こういうことがスッと言えるところ。死ぬほどカッコいい」「誰かの人生任されたな!ホント名言でした」「演じることは誰かの人生を任されること"
永作博美さんの話を聞いて俳優さんは、覚悟のいる大変な職業なんだと思いました」などのコメントが上がっています。
「誰かの人生任されたなって思っていつもやってます」と言い切った永作さん、素敵な女優だと感じられたのではないでしょうか。
【番組情報】
サワコの朝
https://tver.jp/episode/77606872
(文:かんだがわのぞみ)