4月9日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)の3時間SPでは、スピッツが登場。スピッツ・草野マサムネさんが、「Mステ」に出演して印象に残っている出来事を明かし、話題を集めました。
(画像:時事)
■草野が「Mステ」で印象に残っている出来事を明かす
続いてはスピッツが
新曲「紫の夜を越えて」を披露🎵⭐見どころ
草野⭐いつも通りスピッツのバンドサウンドです。
﨑山⭐だんだん盛り上がって行く曲のダイナミクス
田村⭐シンプルなバンドサウンド⭐⭐楽曲に込めた想いは…
三輪⭐明けない夜はない!#ウラステ 楽屋バリお楽しみに📺⚡ pic.twitter.com/cftuYjpDan
— music station (@Mst_com) April 9, 2021
今年、デビュー30周年のアニバーサリーイヤーを迎えたスピッツが登場。
タモリさんが「これまで『Mステ』で印象に残ってることありますか」と質問すると、草野さんは「最初に出演させていただいた時に、『君が思い出になる前に』っていう曲があるんですけど」とコメント。
続けて、「その時に、確かタモリさんが俺の地元の福岡の祖母に話しかけてくださったんです。確か博多弁だったと思うんですけど、それですごい喜んでまして、祖母が。テレビってすごいなと思いましたね」と当時の記憶を振り返りました。
■溢れ出るスピッツ愛…!
今回は、スピッツファンの著名アーティストが名曲ベスト5を選ぶ特別企画を実施。
その中であいみょんさんは、ノートいっぱいにビッシリと書き込まれたメモを見せながら登場し、悩みに悩んだ末に5曲では収まりきらず6曲を「スピッツ・マイ・ベスト6」として選出。
あいみょんさんが選んだのは、「日なたの窓に憧れて」「運命の人」「正夢」「Na・de・Na・de ボーイ」「若葉」「ありがとさん」の6曲。
「若葉」についてあいみょんさんは、「別れの歌やと私は思ってるんですけど、ちょっと前向きになれるというか元気が私は出るんですけど」と話を切り出します。
続けて、「何よりすごいのですがね。結構、別れの歌とか書く時って、こういうのでふと君を思い出したよとか、思い出さないようにするとかいう曲が多いのに、君のことはいくらでも思い出せるよ、隅々まで思い出せるよって。ホンマに別れの先に希望があるってちゃんと思わせてくれるような言い回しやなと思って」とサビの歌詞を絶賛。
あいみょんさんは、「メロディと言葉のマッチ度がすごすぎて、もう一気に掴まれますね。家で熱唱しながら泣いてます」と、この曲を聴く度に感情を揺さぶられるとのことでした。
■あいみょん「言葉を操るのがなんか怖くなりました」衝撃受けた名曲を告白
また、「運命の人」については、「カラオケでこの曲は絶対に歌うんです。もう肩組みながら、私、そういう事、あんまりせんタイプですけど、スピッツの音楽の手にかかるとなんか自分じゃないみたいな動きするんですよ」とコメント。
そして、「日なたの窓に憧れて」について、あいみょんさんが注目したのは「君が世界だと気づいた日から 胸の大地は回り始めた」から始まる冒頭の歌詞。
「この世の中の日本人の誰よりも、本来の日本語の使い方を知ってるんじゃないかなと思いますね。初めて聴いた時、もうこれは無理だみたいな。スピッツが音楽やってるからいっかなって思えるぐらい」とこの曲を聴いて衝撃を受けた事を明かします。
また、「表現とか言葉を操るのがなんか怖くなりましたね」と語り、草野さんの卓越した表現力を絶賛していました。
今回の放送にはネット上で、「あいみょんのスピッツ愛すげぇなwwわかるわかるーーなるw」「スピッツを褒めるあいみょんが『スピッツの歌詞を見て日本語を操ることが怖くなった』と言っていて、共感でしかなかった」「本来の日本語の使い方を知っているんじゃないかなってあいみょんが言った時のマサムネさんの嬉しそうな顔」などのコメントが上がっています。
あいみょんさんが熱いトーンで「日なたの窓に憧れて」について語っている時、ワイプの草野さんが嬉しくて薄っすら笑みをこぼすのが印象的でした。
若くて才能のあるアーティストが、ここまで惚れ込むスピッツの魅力が伝わったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)