毎週日曜日放送のラジオ番組「二宮和也 BAY STORM」(bayfmほか)。
4月16日の放送では、『品がある人』について二宮さんが持論を語り、ネットで話題となりました。
(画像:時事通信フォト)
■二宮和也が考える『品のある人』とは
今回、二宮さんは、「品のある人に憧れている」というリスナーからのメールを紹介しました。
このリスナーが思う『品のある人』とは、スーパーでカゴを丁寧に戻したり、食事の食べ方が綺麗だったりという、所作に表れている人のことを指すそうです。
二宮さんが思う『品のある人』とは、どのような人なのかが気になっているというリスナー。
例の如く、二宮さんはまず番組ディレクターの板橋暢博さんに「います?(身の回りに)上品な人」と問いかけます。
すると板橋さんは、「何がどうじゃなくて、なんていうんですかね。佇まいというか…」と、自分が思う『品がある人』について語ります。
これを聞いた二宮さんも、「品のよろしい人はこう、やっぱビジュアルに出ますよね! 着飾っているとか、メイクアップ、ドレスアップしているっていうことよりも、普通の時でも、ちゃんともう品を感じるビジュアルですよね」と持論を展開。
見た目の美しさではなく、内面から滲み出てくるものが『品のある人』には感じられるのではないかと語っていました。
■二宮論「上品も下品でも『品』は持っているもの」
するとここで、「ちょい悪は品がありますか?」と、突拍子もない発言をし、一気に笑いを誘った二宮さん。
板橋さんは笑いながら、「品のあるちょい悪…あ、その線のおじさんはいるんじゃないですか?」と、冷静に分析していきます。
どうしてもちょい悪の品が気になっている様子の二宮さんでしたが、「でも、僕はどっちも、上品も下品でも『品』は持っているものだと思っているので。どっちにこう傾くかだけの話だと思ってるんですよ」と、持論が飛び出します。
さらに、「『品がない人』が一番良くないと思ってて」と語る二宮さん。
下品な人よりも、『品がない』人の方が良くないというのです。
そのため、稀にどちらの品も持ち合わせていない人に出会うと、「どうしたもんか」と困り果ててしまうという二宮さん。
これには板橋さんも「あ、よくぞ! ほんとその通り」と納得の様子でした。
■二宮和也が思う上品な人とは?持論に「こんな考え方初めて」「目から鱗」の声
さらに二宮さんは、「上品な人間ではないから、下品だって品があるんだ、って生きてた人間だけど、もう『下品だな』とも言われない人いるじゃん時々」と語ります。
そのため、「(品が)ない人を見抜けるぐらいな訳だから。それと同分、品がある人も見抜けるってことですよね、我々は」と、自身がどうであれ、品がある人もない人も見抜ける力は持っているのではないかと分析します。
これを聞いた板橋さんは、「なるほどね。そういうふうに分けて考えたことないや」と二宮さんに感心し、聞き入っている様子。
するとここで二宮さんから「そう考えると、割とこうすぐわかりますよね。割と。じゃあ『この人、上品何%ですか?』って言われると難しいけど」との考え方も出てきたのですが、これには板橋さんが「でもね、品をパーセンテージ表示するのはあまり品がないですよ」と鋭いツッコミを入れます。
しかし、ここで引き下がらないのが二宮さん。
「お、どうしたんですか? なんか通い出してるんだ! 漫談っぽい何かに」と、冗談混じりで板橋さんをいじり、笑いに変えていました。
ネットでは、「品が無いより下品の方が上という発想、目から鱗だわ。。」「こんな考え方初めて。さすが二宮センセイ」「名言出ました!」と、ファンも二宮さんの考え方に感心した様子。
下品にも『品がある』という二宮さんの持論に、妙に納得したファンも多かったようですね。
ツッコまれてもタダでは起きないところも、二宮さんらしいトークだったのではないでしょうか。
【番組情報】
二宮和也 BAY STORM
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(文:椎七みつばち/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)