毎週土曜放送の「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。3月25日の放送では、荘口彰久アナウンサーが福山さんに「今になってもやってほしい役柄」を力説したことが話題となっています。
(画像:EPA=時事)
■かつての福山雅治は“チャラ男役”が多かった!?
ドラマの撮影で多忙を極める福山さん不在のため、荘口アナが1人でリスナーからのメールを紹介していくことに。
福山さん出演作品で思い出の作品を募集すると、あるリスナーからは『パーフェクトラブ!』(1999年/フジテレビ系)にまつわるエピソードが届きます。
福山さんが演じた楠武人は、仕事よりも女を口説くのに忙しい歯科医で、この主人公に一目ボレした木村佳乃さん演じる小山田千草とのストーリーが描かれています。
「当時の福山さんってこういう軽薄イケメンっていう、プレイボーイでチャラチャラしてるみたいな感じの役が多かったですよね」と振り返った荘口アナは、「まさかこれがこういう風に役者のキャリアを積んでいくとはっていうね。いや、すごいですね」と話しました。
■福山雅治、言われてみればたしかに…
荘口アナウンサーの“福山評”はまだまだ続き、「私は福山さんのことを日本のヒュー・グラントっていう。『ノッティングヒルの恋人』の。他にも色々と出てますけど、基本的にはずっとプレイボーイの役をやり続けている人」と表現します。
「私はね、前にも福山さんに言ってますけど、そういう役をもう1回やってっていう。浮世離れしたプレイボーイが浮世離れした恋愛するっていうのを」と妄想全開の荘口アナ。
実際に荘口アナは「あなたは日本のヒュー・グラントなんですよ!」と福山さんに何度も面と向かって伝えているそうですが、その度に福山さんは「そう?」「そうかなあ?」「荘ちゃんいつもそれ言うよね」など素っ気ない反応をしているそうです。
「でも見たくなるでしょ? 大人のラブストーリーっていうか。そりゃ『マチネの終わりに』ももちろん大人の上質なラブストーリーですけど、あれは全然浮き足立ってないから。情熱的なラブストーリーですけど。チャラチャラしてないから」と話しました。
■荘口アナ、福山雅治主演で…勝手にリメイク!?
ここから話は発展し、荘口アナは「やんないかな?『ノッティングヒルの恋人』、日本でリメイクね」と切り出します。
「『ノッティングヒルの恋人』はちょっと街角にある古ぼけた、お客さんも全然いないんだけど、『なんでこのお店いつまでも潰れないんだろうね』的な古本屋さんに、雨が降って、人気の女優さんがたまたま雨宿りに入ってくるところから始まるっていう。『そんなんあるかい!』って感じの」と力説した荘口アナ。
「日本はこれだけコンビニがいっぱいあるんで、傘買っちゃうと思うんですけど。しかもイギリス人って傘をささないで有名っていう割には何故か雨宿りに入ってきちゃうんですけど。そこで店主と恋に落ちるんですけど」と懸念点とストーリーに触れた後、「天海祐希さんかなあ? 大女優が入ってくるんですよ」とまさかのキャスティングも提案します。
「福山さんがちょっと眼鏡かけて、古本をパタパタやったりしながら、自分の趣味だけで集めたような全然売れないオシャレな古本屋さんとかで、こんなの誰が買うんですか! 趣味丸出しじゃん、でもわかる人はわかるみたいな」と情景を言葉で説明した荘口アナは、「その大事な本とかを読んだりしてると雨が降ってきて、『今日雨かー』って空を見上げたりすると、ガララランって突然入ってくるのは誰かなあ?」と妄想全開です。
「例えば、年齢がちょっと下に行くと綾瀬はるかさんとか。でも同年代だったら天海さんなんかもね。『ごめんなさい』って話した後、『ちょっと、本が濡れちゃうんですけど』みたいな感じで、『タオル使って』なんて言って、『助かりました』って。そのタオルを洗って返しに来るんですよね」と早口で続けた後、「ごめん、『ノッティングヒル』はそんな話じゃなかったかもしれないんだけど」と話を戻します。
最終的にこの福山さんを使用した“妄想リメイク”が番組内で企画化することも決定しました。
ネット上では、「荘ちゃん、勝手に妄想キャスティング(笑)」「荘ちゃんの妄想…笑笑」など荘口アナウンサーの『ノッティングヒルの恋人』実写化に反応する声だけでなく、「妄想リメイク おもしろそう〜〜」と今後の企画を楽しみにするリスナーも見られました。
映画好きな荘口アナウンサーの妄想が全面に出ており、ラジオ上で話を聞いただけで情景が浮かび上がるようでしたね。
配役も福山さんがピッタリだと感じた人は多いのではないでしょうか。
【番組情報】
福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」
https://audee.jp/program/show/100000165
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)