12月25日、YouTubeチャンネル「田中理恵 RIE TANAKA」では、元体操選手の田中理恵さんがつわりの症状にについて語る動画を公開。つわりに悩む人へのアドバイスが注目を集めています。
(画像:時事)
■妊娠中の元体操選手・田中理恵、アスリートのつわり事情を赤裸々告白!「ゴミ箱に頭を突っ込み…」
現在、第2子を妊娠中の田中さん。今回の動画では、妊娠中のつわりで悩んでいる人や、これからつわりを経験するであろう人へ向けて、田中さんのつわりの症状や過ごし方について語りました。
1人目を妊娠中の時は、吐き気や嘔吐を伴う「吐きづわり」だったそう。
「こんな辛いのか、こんな苦しいのか」という状態が1~2カ月間続いたといいます。
吐きづわりにより、「食べ物も食べられないですし、食べたら食べたで戻してしまう」状態だった田中さん。
「もう戻すものもない状態で、常になんかこう、ゴミ箱に頭を突っ込みながらほぼ1日過ごしてました」と、ゴミ箱を抱えなければならない程、ひんぱんに嘔吐していた苦しみを明かします。
特に、妊娠がわかった頃は吐きづわりもひどく、「家のことも何もできない状態で、ほぼベッドの上で過ごしていて」とのこと。
ところが、妊娠11週を迎えた頃になると、なぜか「冷凍食品のたこ焼きだけはずっと食べれる」ようになったのだとか。
「ずっとたこ焼きを食べて、つわり生活を過ごしていた思い出があります」と当時を振り返りました。
■つわりは健康なアスリートでも辛い!田中理恵「この暗闇から抜けることはできるのかな」
吐きづわりの時は、「電気をつけるだけでも目が痛くなったりとか、チカチカすることが多かった」という田中さん。
そのため、カーテンを閉めたり薄暗い照明にするなどして、部屋を明るくしすぎないように気を付けていたと言います。
また、携帯電話の明かりを見ただけでも頭痛がしてくるため、「とにかく目をつむることを意識していました」とのこと。
家事に手を付けられる状態ではないため、「家の事は一切、パートナーだったり家族に、常に『それだけはすみません』ていう風にして、とにかく寝ていましたね」と、周囲を頼っていたと言います。
つわりの最中は、「この暗闇から抜けることはできるのかな」と不安だったそう。
また、ホルモンバランスの乱れから、急に涙が出てきたり急に何もかもが嫌になったりすることもあったといいます。
「大丈夫?」と優しく声をかけてくれた夫に対しても、「大丈夫とか言わないで!」と思ってしまうこともあったそう。
そうした状況をふまえ、田中さんは「メンタルの作り方って、アスリートだからどうこうっていう問題じゃないなって思います」と、日頃から鍛えているアスリートであってもつわりは辛いと語りました。
■田中理恵からつわりに悩む人へ「頑張ることっていうのは、しなくていい」
田中さんは、つわりがある時は「頑張ることっていうのは、しなくていいんじゃないかなって、私は1回目2回目を経験して思っていますね」といいます。
そして、「ありのままのその時の自然体で乗り越えていく方が、身体のためにもいいと思います」と呼びかけました。
今回の動画に対し、ネット上では「私はつわりは比較的ましな方でしたが、満腹も空腹もツライですよね」「悪阻って女性にとってはつらいですよね!僕も奥さんが第一子をお腹に宿った時、凄かったですね」「ご無理なさらずご自愛ください。母子共に健康で!」との声が上がっています。
自身のつわりの症状を詳しく伝えてくれた田中さん。
現在妊娠中の人やこれから妊娠を希望する人たちにとってとても参考になったのではないでしょうか。
【番組情報】
田中理恵 RIE TANAKA
https://www.youtube.com/watch?v=a_sm1r5J8Ks
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)