10月26日、YouTubeチャンネル「陣内智則のネタジン」では、ゲストに所ジョージさんを迎えた動画を公開。所さんがYouTubeチャンネル閉鎖の真相を語り、注目が集まっています。
(画像:時事)
■YouTubeチャンネルを閉鎖した所ジョージ、投稿復活の見込みは?
所さんのYouTubeチャンネル閉鎖について、切り込む陣内さん。
所さんはこれまで約10年間、自身のYouTubeチャンネルを運営していました。
しかし、YouTubeの規定変更により、投稿者の意図に関わらず、動画に広告が付いてしまうことに。
これを不服とした所さんは、長年続けてきたYouTubeチャンネルを閉鎖してしまったのです。
所さんは、自身のYouTubeチャンネルについて、「自分で撮って、一人でやってたから」と、撮影、編集から字幕まで、全て一人でやってきたと告白。
そして、「広告も俺にやらせてくれるんだったらやるよ」「たとえばビールの広告付けたいんですって言ったら、俺がそのビールの広告やるよ」と、広告も自分が作れるのなら付けてもいいと言います。
広告によりYouTubeチャンネルを閉鎖したのは、「俺の一人でやってることを邪魔しないでっていうことだったの」と、真意を語る所さん。
「ご報告くれれば、俺が作るからそこは」と、流したい広告を教えてくれれば、自分で作って流すと言います。
■所ジョージ、テレビで絶対あの言葉を言わない理由
また、トークの最中には、所さん流のテレビ論の話に。
所さんは、「一に茶の間のことを考えなきゃいけないわけじゃん。意外と茶の間のこと忘れちゃう皆」と、出演者は茶の間でテレビを観ている視聴者のことを第一に考えるべきと言います。
その理由を、グルメ番組を例に出し、「茶の間と同じ意見を言わないと、(視聴者が)その物を食べた時に『何だよ、所』ってなるわけじゃん。裏切ることになるわけ」と説明。
お茶の間を第一に考え、「曖昧なことは言わない。そう思うであろうことを言う」を矜持としている所さん。
時には、料理を作った店の人がいても、お構いなしに正直な意見を言うことも。
その理由を所さんは「(店の人ではなく)茶の間のためにテレビやってんだから」と語ります。
所さんによると、グルメ番組で料理が出てきても、「『食べたい』って言うじゃん。あれは言っちゃいけないの、本当は」とのこと。
陣内さんが首を傾げると、所さんは「茶の間は、それ見て何て言うと思う?『お前の好き嫌いなんか知らねえよ、このやろう』って」と言います。
この場合の正解は、「これは茶の間も食べたくなるね」と、お茶の間をフォローすること。
これには陣内さんも「なるほど!」と膝を打ちます。
所さんは、「俺は『マズい』とも言ったりするけど、『でも他の人たち、若い人たちは好きだって言ってんだからね』ってなことも加えるわけ」と、別意見へのフォローを忘れないようにしているそう。
これに陣内さんは、「そんなこと所さん考えてはったんですか」と目を丸くします。
■所ジョージが語る生き方に視聴者「これはもう現代の賢者」
他にも、芸能界を生き抜く方法やお金以上に大切なことなどについて、所さんの深い話がいくつも飛び出した今回の動画。
ネット上では、「変わらずいろんな意味で大物オーラ抜群の所ジョージさん好きだわ」「所さんの信頼できる点って、この『茶の間の為』って視点があるからだよなぁ」「所さんこれはもう現代の賢者ですね。ずっとお話聞いていたい」との声が上がっています。
自分のやりたいように楽しみつつ、視聴者へのフォローも忘れない所さんの懐の深さが伝わってきましたね。
所さんのような考え方を真似したくなった視聴者も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
陣内智則のネタジン
https://www.youtube.com/watch?v=b_rX52aQjOs
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)