毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。9月27日の放送では、星野さんがラジオ業界の変化について語る場面があり、話題になりました。
(画像:時事通信フォト)
■ラジオを取り巻く環境に異変!ハガキ職人から作家は時代遅れ?星野源「もう全然違うよね、雰囲気」
今夜の #星野源ANN では、星野ブロードウェイのクロージングSEが決定!
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— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) September 27, 2022
番組では、昨今「ラジオ業界に入りたいという人が増えている」という話題へ。
昔はラジオ業界に入るのに、学歴はあまり関係なかったそうですが、今は倍率が高くなっていることから、学歴が重要視されているのだとか。
さらに、昔はハガキ職人からラジオ作家になる人もいたそうですが、番組スタッフによると「今はあまり聞かない」とのこと。
そんなことから星野さんは、「ラジオを取り巻く環境って凄い変わったよなと思って」と呟き、「僕がオールナイトニッポンやらしてもらうようになった時(2016年)と、もう全然違うよね、雰囲気」と、自身が感じるラジオ業界の変化について話します。
「あの時でさえ…昔はもっとだったと思うんだけど、やっぱね、こう殺伐としていたというか、一放送一放送勝負な感じが…いつ終わるか、わからないみたいな感じは、やっぱり今もありますけど、前はもっとあって」と、今とは異なるラジオ現場の雰囲気を回顧。
また、今のよう「他の番組と仲良くするみたいな感じ」はなく、他局の番組に出演することが「全然できなかった」そう。
バナナマンの誕生日に、星野さんが局の垣根を越えて「金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD」(TBSラジオ)へ出演することは、今は恒例となっていますが、当時のラジオ業界では「かなり快挙だった」ということでした。
■星野源、リスナーからのメッセージに「凄く悲しかった」ラジオを取り巻く環境の今と昔の違いは?
そんな今とは異なる、独特な雰囲気を持っていたラジオ業界。
星野さんは、「自分は前から、何でテレビ局でテレビのレギュラー持ってる人って各局でレギュラー持ってるのに、ラジオは各局でレギュラー持ってないんだろうって凄く思ってたんだよね」と、当時持っていた疑問を吐露します。
そして、「やっぱり、あっちのラジオ局でると、『あぁ、あっち出るんだ』みたいな感じが、会社の中の人たちだけではなくて、リスナーがとくに『あっち出るんだ、裏切り者』みたいな…」と、別の局の番組に出ると、ラジオ局で働く人は疎か、リスナーにまで言われたことを回想。
実際に星野さんは、別の番組に出演した時に、そういったメールをもらったことがあるそうで、「凄い悲しかったことを覚えてる」とのことでした。
それでも、今はそういったリスナーが減ったように感じられるようで、「なんか凄いいいなぁと思ってます」としみじみコメントしました。
今回の放送について、ネット上では「ラジオ業界の近頃の好調振りにはリスナーとして大変嬉しく思います」「ラジオ好きにんとってラジオ業界の知らなかったことを知れるようになりました。とても勉強になりました」「radikoでいろんな局を気軽に聴けるようになったのも大きいとおもう。ラジオ本体だとダイヤル固定されがちだから」といった声が。
興味深く聴いていたリスナーが多かったようです。
星野さんの話から、ここ数年のラジオ人気により、ラジオ業界やリスナーのラジオの捉え方が変わっていることを知ることができましたね。
【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20220928010000
(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)