8月25日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)では、勝俣州和さんがゲストとして登場。萩本欽一さんの金言を明かし、話題を集めました。
(画像:時事)
■勝俣州和の人生を変えた萩本欽一の金言!「面白くなんてならなくていい」その真意とは!?
勝俣州和、ある理由で犬を飼うことに大反対。"案の定"だったが「愛犬は3人目の子のよう」 #テレ朝POSThttps://t.co/tDO9OW9kTN
— テレ朝POST (@post_tvasahi) August 24, 2022
勝俣さんは、「全力疾走するバカになれ~明るく、楽しく生きたい人に贈る75の言葉~」と題したエッセイを出版。
このエッセイの内容を聞かれた勝俣さんは、「これ、色んな人から頂いた言葉、本当に有名人だけじゃなくて、本当に商店街のおじさんとか、漁師の方から頂いた言葉と、素敵な出来事があった時に自分で作った言葉をまとめたものを…。だから、今まで50年以上生きた人生の中で出来た、素敵な言葉を1冊にまとめさせてもらって」とコメント。
また、司会の黒柳徹子さんが「欽ちゃんからの言葉も」と話を振ると、勝俣さんは「それがある意味スタートみたいなもんもあるんですけど…。欽ちゃんから頂いた言葉は…。欽ちゃんと一緒に番組をして1年ぐらい経った時に、毎日稽古していて、お笑いの技術もついたんですけど、あんまりウケなくなった時があったんですよ」と答えます。
続けて、「ファンの前でしゃべってもウケない、お客さんの前で喋ってもウケないっていう時があって。でも欽ちゃんと毎日稽古しているから、笑いの技術は上がっているのにな、と思って、欽ちゃんに相談したんですね」と、当時の記憶を回顧。
勝俣さんは萩本さんと2人きりになったタイミングで、「全然最近ウケなくて、もっと面白くなりたいんですけど、面白くなるためにはどうすればいいですか?」と、悩みを打ち明けたそう。
すると、萩本さんは「面白くなんてならなくていい、優しくなれ。優しい人が作る笑いは、みんなが温かくなる。冷たい人が作る笑いは、誰かが傷つく。だから優しくなりなさい。とにかく」と、勝俣さんに助言したとのことでした。
■勝俣州和出演「徹子の部屋」に反響
勝俣さんによると、「その言葉を頂いてから、笑いに対する姿勢も変わりましたし」と、萩本さんの言葉をもらった瞬間から、お笑いに対する向き合い方も変わったとのこと。
また、「一番嬉しかったのは、その言葉を大切にして、10年、20年やってきた時に、ロケで行って、自分より先輩のお母さんとかお父さんに会った時に、『勝俣君の笑いは、温かく安心するんだよね』って。『だから、あなたが出る番組見ていると大笑いする』とかっていう意見を頂いた時は、嬉しかったですね。欽ちゃんの言ってきた事を守ってきて良かったな。だからこれからも、欽ちゃんの背中を追っかけて行こうって」と、ロケでかけられた嬉しかった言葉を明かします。
なお、萩本さんは「なんで俺そんな事言ったんだろうな」と、勝俣さんに話した事を忘れてしまっていたとのことでした。
今回の放送にはネット上で、「すっごく温かい気持ちになるなぁ。欽ちゃんが覚えてなかったオチまでついててほっこり」「欽ちゃんの教えが哲学深すぎる」「勝俣さん徹子の部屋で徹子さんとめちゃくちゃ楽しそうにおしゃべりしてる(笑)芸能界を生き抜いてきた先輩はやっぱり違うな」などのコメントが上がっています。
萩本さんが勝俣さんに送った、「面白くなんてならなくていい優しくなれ」という言葉が素敵ですね。
また、萩本さん本人は忘れていたというオチも面白かったですね。
【番組情報】
徹子の部屋
https://tver.jp/episodes/ep73gpdwrk
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)