毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。7月5日の放送では、星野さんが、自身の楽曲「喜劇」のイントロが短い理由について語り、話題となりました。
(画像:時事)
■星野、最近の"イントロ事情"に「ほぅ…」
今夜の #星野源ANN では、引き続き皆さんからの300回放送の企画案をご紹介しました!
実現できそうなものから、ユニーク過ぎる企画まで…
はたして“褒め-1グランプリ”は実現するのでしょうか?色んなことが起きた星野ブロードウェイもぜひタイムフリーで!サンキュー!https://t.co/y0z4ZsQxpN pic.twitter.com/oSwDrKmC9g
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) July 5, 2022
もう少しで、めでたく放送300回を迎えるというこの番組。
そのため、300回を記念した放送はどんなことをやればいいか、リスナーから案を募集していました。
そのなかのひとつに、"イントロがヤバイ曲"を紹介する人気コーナー「イントロクソやべえ!」をやってほしいとの声が。
星野さんは、最近「イントロを飛ばして聞く」や「ギターソロを飛ばす」などの話を耳にするとしたうえで、「いろんな話があって、『ほぅ…』って思ってるんですけど。あえてやるっていうのは確かにアリですね、この時代に。僕はやっぱりイントロが未だに好きなので」と語りました。
■星野『SPY×FAMILY』ED曲のイントロが短いのは、時代の流れじゃなかった!「1番が90秒キッカリ」の理由明かす
ここで、テレビアニメ「SPY×FAMILY」(テレビ東京ほか)のエンディング主題歌「喜劇」のイントロが短いと告白した星野さん。
星野さんは、「これは時代に合せて、とかじゃ全くないんですよ」と断言。
「なぜかというと、アニメで流れるエンディングテーマの尺って、だいだい90秒なんです。その90秒に収めたいんだけど…例えば編集されて収まるパターンとかがあるわけですよ。長めに作って、ちょっとどこかを省いて90秒にするっていうのが、けっこうあるんですよ」と語ります。
続けて、「アニメで毎週聞いてさ、それで慣れた後に原曲聞いて、『え、こんな曲なの?』って思う時あるじゃん? そういう時に戸惑うっていうか、自分の中で曲がザワザワする。だから曲頭から90秒で、1回もカット無しで成立させたいんですよ。成立させたくて、1番が90秒キッカリで終わるように作ったんです」と解説しました。
■星野「イントロを飛ばす人は、それはそれでいい」持論明かす
最後に、「イントロを飛ばす人は、それはそれでいい。僕はあまり関係ないっていう感じですかね。好きだから、付けるものにはイントロを付けるし。付けないものには付けない。っていう感じですね」と、自身の考えを明かした星野さん。
ネット上では、番組を聞いたリスナーから「ホントだ!ちょうど90秒!いろんなことを考えて曲を作ってるんだなぁ」「喜劇90秒きっかりって凄い」「イントロいれたかったらいれるし、っていうスタンス嬉しい」などの声が上がりました。
あとで楽曲の印象が変わらないように「喜劇」が作られたと聞き、改めて星野さんのこだわりが存分に詰まった楽曲だと感じたリスナーも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
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(文:藤峰あき/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)