7月5日放送の「笑いの正体」(NHK総合)では、オアシズ・大久保佳代子さんがVTR出演。大久保さんは「めちゃ×2イケてるッ! 」(1996-2018年/フジテレビ系)出演時の裏話を明かし、話題を集めました。
■大久保が「めちゃイケ」時代の裏話を明かす
【笑いの正体】
テーマ:「女芸人という生き方」
MC:中居正広
VTR出演:上沼恵美子、友近、大久保佳代子、渡辺直美、ゆりやんレトリィヴァ、横澤夏子、Aマッソ加納
スタジオ出演:千原ジュニア、ミッツマングローブ、朝日奈央
5(火)夜10:00[総合]https://t.co/Fr3cTrJwSC
— NHK広報局 (@NHK_PR) July 4, 2022
30歳の頃から「めちゃイケ」にレギュラー出演するようになった大久保さんは、「スタッフも男が多いし、やっぱりメイン的な役割するのは、ナイナイ(ナインティナイン)はじめ男性が多いし…。たまに役割頂きますけど、そしたらそこに入れられた女性芸人は、何か隙間の役割をちゃんとこなすのが仕事かなぐらいに思ってました」と、当時の記憶を回顧。
「あとは、なんか当時セクハラみたいな仕事すごいやってたんで、ホァンさんってコーナーがあって…。イケメン男性ゲストにやって、マッサージと称して体を触る。で、最終的に『タオル、タオル』って言って、その男性ゲストにパンツを見せて終わるっていう」と、人気キャラの"マッサージ師・ホァンさん"についても言及。
続けて、「『めちゃイケ』がすごいのが、台本ががっつりあるんですよ。もう優秀な作家さんがいっぱい多分入ってるんで、読んだらもう、読むだけで面白いものが出来上がってるんですよ。一応その流れで全部やります」と、「めちゃイケ」は台本が決まっていた事を明かします。
しかし、「でも悔しいから、自分のアドリブをちょっと何個か試して、稲垣吾郎さんだったら何かずっと数字の5を書いてみようかとか、何かそんな感じの事です」と、台本に忠実ながら、一瞬入れるアドリブにもこだわっていたとのこと。
■中居、『めちゃイケ』撮影は「本当に全く面白くない」あまりに細かい指示に驚愕
この番組のMCを務める中居正広さんは、「中居&ナイナイ日本一周」などの人気企画で「めちゃイケ」に出演。
「めちゃイケ」について、中居さんは「全部台本です。台本と参考VTRを見ながら、(スタッフに)『ちょっとここの、18ページの4行目のところのリアクションの参考VTR、はい、これ』って…。『この落ち方とかリアクションとか間みたいなの、ちょっと中居叩き込んどいてくれな』って」と、リアクションの取り方まで細かく指示を出されていた事を明かします。
「飯食ってて、わ~って食ったら、(矢部浩之さんが笛を鳴らして)ピッピ~『終了、中居さん終了ですわ~』。(スタッフが)『はいOK。ちょっとピッピ~の間、矢部ちょっと間がちょっと早いから、ちょっともう1回いきます。中居ちょっと食べるところ、ちょっと早いから』みたいな。何回もやるから、そんなの編集してくれよって」と、細かく撮り直していたとのこと。
全て台本通りだったため、中居さんは「だから僕は『めちゃイケ』本当に全く面白くないですね、やってて」と、本音を吐露しました。
今回の放送にはネット上で、「やべっちの終了の笛のタイミングまで細かくダメ出しされてたんだすごいなぁ」「めちゃイケは台本なのにあそこまで面白くなってたのがスゴい。本人発信の言葉に勝てる作家+演者の工夫」「めちゃイケって一語一句が台本だったんだー びっくり」などのコメントが上がっています。
「めちゃイケ」に台本があることは以前から知られていましたが、間の取り方まで事細かく決まっていたというのは驚きでしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)