6月21日放送の「クローズアップ現代」(NHK総合)に、桑田佳祐さんが出演。インタビューの中で桑田さんは、次世代を担う若者への思いを明かし、話題を集めました。
■桑田「若者達はやっぱり宝物」
【時代遅れのRock’n’Roll Band】
…時代遅れじゃ、ないよね?
火曜日の #クロ現 は桑田佳祐さんと同級生たちへの独占インタビュー&ボブ・ディラン「風に吹かれて」の弾き語り。桑田さんが自ら訳した歌詞を。今、音楽ができることを。
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— NHK広報局 (@NHK_PR) June 20, 2022
桑田さんは、チャリティーソング「時代遅れのRock’n’Roll Band」を発表。
この楽曲には、佐野元春さん、世良公則さん、Charさん、野口五郎さんといった、桑田さんと同世代である1955〜56年生まれのミュージシャンが参加し、話題を集めました。
インタビュアーを務めた桑子真帆アナウンサーが、「今を歌っている歌ながら、すごく次の時代とか次の世代の事も、目を向けてらっしゃるんだなと思って」と伝えると、桑田さんは「そうですね。我々66歳が集まってできた事も良かったんですけど、やっぱり実際、MVを作ったり仕切ってくれてるのは若い人達なんですよね。うちのスタッフや映像の皆さんとか」とコメント。
続けて、「それはやっぱり形にするって事は、我々だけではもちろんできないので、若者達はやっぱり宝物だっていうね、そういう意識でいると思いますね、我々同級生は」と、次世代を担う若者への思いを明かしました。
■次世代を担う若者への思いに反響続々
インタビューの最後、桑子アナが「桑田さん自身がエンターテインメントに救われた経験というのは?」と尋ねると、桑田さんは「ありますよ、全然。エンターテインメントなんて言葉がなかった時代ですからね、60年代」と答えます。
続けて、「それこそ、僕の時代でしたら『夢であいましょう』(NHK)とか。『夢であいましょう』なんですよね、エンタメっていうのは、誰でも夢見るし、そこに行きたいと思う胸の高まりですから、今でも僕は『夢であいましょう』に出ているサザンとか自分みたいなものを夢想して、曲を作ったりするんですよ」と話します。
「だから、テレビ歌謡とかテレビのバラエティとかラジオで自分の曲が流れるみたいな、そういう事でハッとなる衝動っていうんですか、それを求めてやっぱりやってるんですよね。だから、ミーハーなんです、基本は」と、エンターテインメントへの思いを明かしました。
今回の放送にはネット上で、「桑田さんの想い、音楽が世の中に果たす役割に想いを馳せられ、ずっと泣きながら見た」「桑田さんありがとう」「今日のクロ現良かったなぁ。これぞ日本の宝」などのコメントが上がっています。
桑田さんが「若者達はやっぱり宝物」という言葉で、次世代を担う若者への思いを話していたのが印象的でしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)