3月日、プロゴルファーの横峯さくらさんのYouTubeチャンネル「横峯さくらママ奮闘記チャンネル」では、日本ツアーを回る際の子どもの預け先について、夫の森川陽太郎さんと共に話し合う動画を公開。子どもと一緒にツアーを回る大変さが浮き彫りになり、注目を集めています。
(画像:EPA=時事)
■横峯、ツアー中の子どもの預け先に四苦八苦「経費がもうヤバいよね」
1歳の息子を持つ横峯さんは、今年の日本ツアーに息子を連れてフル参戦することを決意。
前回アップした動画では、日本ツアーにおける託児所事情に言及し、将来の日本女子ゴルフ界のためにも「託児所は作らなきゃダメです!」と熱弁しました。
今回の動画では、森川さんと共に、日本ツアーでの子どもの預け先をどうするか会議。
沖縄は親戚に預けるとして、九州地方はどうするか。宮崎に住んでいる母親に任せることを考えているが、全て任せられるかなど話し合っていきます。
「頼るっていうのをテーマにやるしかないと思ってるから。もう甘えられるところは甘えようよっていう」と横峯さん。
ツアー先でベビーシッターを探すことも検討しているそうですが、森川さんは「シッターさんを見つけるっていうこともすごい大変だよね」と言います。
横峯さんも「火曜日から見てもらうってなったら、もう2週間ぐらい前から予約取ってとかってなるでしょ多分」と、ベビーシッターの予約の取りづらさに言及。
森川さんも「そういうのもね、ちょっと早く決めていろいろ動かないと」と続けます。
横峯さんは、「飛行機代とか宿泊代とかレンタカー代とかも全部払って一人の人にお願いするっていう方法」などいろいろと考えたそう。
しかし、森川さんは「一人の人にお願いしてっていうのはあんまり現実的じゃないよね」「だってもう1千万以上かかるからね年間で」とコメント。
横峯さんも「経費がもうヤバいよね」と苦笑いします。
実家や親戚に預ける大変さや、ベビーシッターにかかる費用をふまえ「託児所があったらさ、めちゃスムーズじゃない?」と横峯さん。
森川さんも「スムーズ過ぎる」と強く同意。
しかし、現在のところ日本ツアーに託児所はありません。
森川さんは「何にもないっていうことを仮定して考えていかなきゃいけない」と悩みます。
■40弱の試合を予定する横峯に夫も心配「体力的にも持つのか」
2人で子どもの預け先を相談しながら、横峯さんは「子どもを連れて試合を回るってこんなに大変なんだってほんとに思うよね」としみじみ。
2021年に横峯さんが参戦したのは6試合のみでしたが、今年は37、8試合あります。森川さんも「どれぐらいに1回休めばこう、体力的にも持つのかとかも全然そういうの想像つかないね」と心配そう。
横峯さんは、「子どもがいなかった時はさ、2人の時間で体力を回復するっていうのでもう、じゃあ1日何もしないとかさ、できたけど」と、オフの過ごし方に言及。
「でも今は、クラブは握らない、トレーニングはしない、けど、子育てがある」「それ(子育て)をやらなくなっちゃうとさ、もう絶対に選択肢にないから」「オフがオフじゃないみたいな」と、子育てをしながら体力を回復させることの難しさを語ります。
■子育てしながらツアーを回る大変さに視聴者「託児所を考えて貰いたいね」
ツアー中の子どもの預け先について、課題を洗い出しながら、夫婦で真剣に考えて行った今回の動画。
ネット上では「子育て、ツアー、両立。大変ですな、やっぱり託児所を、jlpga協会でも考えて貰いたいね」との声が上がっています。
選手が子どもと一緒に気兼ねなくツアーを回れるよう、早く日本ツアーにも託児所が出来てほしいですね。
【番組情報】
横峯さくらママ奮闘記チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=8eFTWpQ8XtM
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)