2月2日に公開されたテレビプロデューサー・佐久間宣行さんのYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』では、アンガールズ・田中卓志さんが"芸人人生3大地獄"のトークを披露。親に嘘をついて上京した過去を明かし、注目が集まっています。
(画像:時事)
■田中、"上京地獄"を告白「東京のこととか知らないし、ダマせちゃう」
人生で経験した地獄について、「上京地獄!」と明かし、「僕、親に黙って上京してたんです」と落ち着いたトーンで語る田中さん。
芸人を目指すと親に伝えず、当時、広島大学に通っていた田中さんは、「『東京の大学院に行く』っていう嘘ついて上京したんすよ」と微笑みます。
「広島の本当に田舎の方だから」「東京のこととか知らないし、ダマせちゃう」と、案外嘘を突き通せると明かします。
田中さんが通っていた国立大学は、地元では"東大"並みの威力のある大学だと語り、「そこ(広島大学)を蹴って芸人になるって言ったら、100%反対されるから」と、強行突破したそうです。
■田中、母親が号泣し膝から崩れ落ちた過去を明かす…「最低ですよ」
上京から2年が経ち、音信不通を心配した母親が、急に田中さんの自宅を訪れようと東京までやって来たそうです。
当時を振り返り、「来てほしくないんですよ」「全部がバレちゃうから」と、芸人を辞めさせられてしまうのではないかと焦ったとのこと。
自宅までの道のりを小刻みで伝え、辿り着けないよう「諦めて帰ってほしい」と願いながら最後の抵抗を実行したそうで、「(自分)最低ですよ」と回想します。
しかし、東京の複雑な公共交通を見事に使いこなし、自宅までたどり着いた母親。
部屋を見渡し「大学の物とか1個も無いじゃない」と言う母親に、田中さんは「もう言うしかない…」と芸人をしていると告白したそうです。
その瞬間、母親は「わぁ、どぉしてぇ…?」と涙を流しながら膝から崩れ落ちてしまったそう。
息子が死んだようなリアクションを見せた母親をなんとか説得し、芸人を続けることができたという田中さん。
視聴者からは、「売れることが出来てよかったね」「膝から崩れ落ちた話は胸に来ました」「常識人だし人間味豊かだしおもしろい」「お母さんを泣かせてまで芸人になりたかったっていうのは強い思いがあったんだろうな」など、普段は聞けない話に大きな反響がありました。
■視聴者、田中への思い溢れる「田中さんは最強芸人の1人だと思ってます」
売れっ子になった後、母親がファンである俳優・藤木直人さんがMCを務める番組に出演することになった田中さん。
「(母親を)現場に連れて行ったら、喜んでましたね」と笑顔で語り、大満足の様子でした。
その他にも、新恋人との出会い、今までで一番ウケた事、人生最悪のロケ現場、仕事がなかった若手時代、ヤンキーへの思いなど、興味深いトークが満載だった今回の動画。
ネット上では、「田中さんは最強芸人の1人だと思ってます」「最近さらに面白さに磨きがかかってる」「もっと観たい」「田中さんはリアクションも喋りも両面いけるから凄すぎるよね」など、貴重なトークを楽しんだ人の声があがりました。
田中さんの素顔が垣間見れる今回の企画に、大満足だったファンも多かったようですね。
【番組情報】
佐久間宣行のNOBROCK TV
https://youtu.be/bT3-Q527QPY
(文:葉加瀬ミカ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)