1月28日に、モデルでタレントのryuchellさんのYouTubeチャンネル「RYUCHELL WORLD」で、動画が公開されました。
今回は、「嫌いな人へ対しての考え方」と題し、ryuchellさんが対人関係についてトークを繰り広げ、その柔軟な考え方がネットで反響を呼びました。
（画像：時事）
■嫌いな人は2万人！？ryuchellがアンチコメントに傷付かない理由を明かす
今回の動画は、「みんな嫌いな人っているー？」と、ryuchellさんの視聴者への問いかけからスタートしました。
実は、昨年まで嫌いな人が2万人近くいたというryuchellさん。
最近はそれが200人まで減少したそうなのですが、今回はそのことも踏まえて"嫌いな人"についてのトークを繰り広げました。
まずryuchellさんは、初めて会った人に『テレビで見るようなイメージと違った』『意外に口悪い』などと言われてしまうという、対人関係での悩みを明かします。
その上で、SNSなどで受けてしまうことのあるアンチコメントのことについて語りました。
一口に"アンチコメント"と言っても、自分自身に非がある場面も多いようで、「皆さんのお声のお陰で、大人へのステップを登れる瞬間は多々あるんですけれども」と、その声を真摯に受け止め、感謝の気持ちを述べるryuchellさん。
中には八つ当たりやネガティブな発言ばかりをする方もいるそうなのですが、ryuchellさんはそのような心無い言葉にはあまり傷付かないのだというのです。
というのも、「その方と僕、一回もご飯も行ったことないし、一緒に別に遊びに行ったこともないから」と言うryuchellさん。
さらに、視聴者に見せている自分と素の自分は違うのだと明かし、「100％素じゃない、自分の作っている自分、ちょっとだけ作ってる自分。素もあるけど、ちょっとだけ作ってる自分のことをなんか（悪く）言われたとしても、『まぁまぁ、別にryuchellの文句言われてるだけで、比嘉龍二の文句は言われてないし』って」と、柔軟に考えられるのだと語りました。
■アンチコメントから導き出した、ryuchellの"上手な逃げ方"
しかし、この考え方は時にマイナスになることもあるそうで、「みんなに『すごい可愛い』とか『かっこいい』とか『大好きだよ』って言われても、それも『でも一緒にご飯も行ったことないのに』とか『僕の何がわかるんだろう』とか（考えてしまう）」と、ryuchellさんは正直に明かしていました。
この自分の感情から、「そういう意味ではやっぱり、（人に）見られるお仕事の方ってね、どんなにInstagramを更新しても何百件かコメントが来ても、なんとなく孤独を感じるっていうのはそこなんじゃないか」と説くryuchellさん。
本当の自分を誰も知らないという、なんとも言えない孤独感と戦う方は芸能界に多いのではないかと静かに語ります。
さらに、このことは芸能人である自分以外にも、一般人の視聴者にも言えることなのではないかと言うryuchellさんは、「『自分って、別にその方に素見せてないし』とか、なんかそういうふうに割り切る逃げ方みたいなのもありなのかなって思うんですよね。なんかそういうふうに考えるのも全然OKだし、それも自分を守ることなんですよね」と、自分を守る一つの方法として視聴者に語りかけていました。
■ryuchellの考え方に視聴者感銘の声
ネットでは、「素の私を知らないんだから別にいいやって割り切っちゃうのも上手な生き方だなって思いました」「自分も嫌いな人が多くて悩んでたけど、考え方次第だなーと前向きになれた」「自分もそうであるように、他人も人間で完璧ではないことを忘れないようにしたいです」と、ryuchellさんの考え方に感銘を受けたという視聴者の声が並んでいました。
この他にも動画では、ryuchellさんが嫌いな人と関わる際に、どのようなことを考えているのかということも語られており、そのことについても「ryuchellの考え方素敵だなぁ〜人生の勉強になる！」「ryuchellみたいな柔軟な考え方、深い考え方を30年前に聞きたかった！」「ryuchellさん、素晴らしいお話をありがとう」などという声が上がっていました。
"嫌いな人がいる"というデリケートな話題でしたが、自分自身のことを例に挙げて明るく話す、前向きなryuchellさんの姿勢が印象的な動画でしたね。
特に今現在、対人関係で悩んでいる視聴者にとっては、とても心に染みる内容だったのではないでしょうか。
【番組情報】
RYUCHELL WORLD
https://youtu.be/xg6lOHRZDkY
（文：椎七みつばち／編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）