1月11日、古舘伊知郎さんのYouTubeチャンネル「古舘伊知郎Ch」では、ゲストにお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦さんを迎え、対談する動画を公開。古舘さんが中田さんの「顔出し引退宣言」の真相に迫り、注目を集めています。
(画像:時事通信フォト)
■そもそも中田が「顔出し引退宣言」した理由とは?
ゲストの中田さんは以前、YouTubeで「顔出し引退宣言」をしたものの、その後、撤回して今では顔出しで活動しているという経緯があります。
前言撤回について、「俺はまだ理解できてなくて」と古舘さん。
「理屈では全部わかるんですよ。理屈で全部わかるけど、まだわかんない部分があるんですよ、感情部分で」と言い、顔出し引退宣言を撤回した真相について迫ります。
まず「顔出しを引退したい」と考えたきっかけについて話し出す中田さん。
「顔を出してないけど、世の中に影響を与えられている人への潜在的な憧れが」あったと言います。
「たとえば、すごい大きい経済力とか影響力を持ってるけど、自分は顔を出してないっていう人が、実は一番強いんじゃないかってずっと思っていて」と中田さん。
また「顔出すことのリスクが年々上がっていて」とも。
「何か実績があったり結果が出たりすると、余計に『なんかミスれ』と。なんか落とし穴に落ちろっていう目で見られるから」と、世間の目に晒されるリスクについて語ります。
「毎年、何人かの知り合いのインフルエンサーが(炎上で)火だるまになっていくのを見てると、明日は俺なのかなって思うんです」と中田さん。
「何でやられるんだろう。あれかな、これかな、いや、もしかしたらスキャンダルじゃなくて逮捕とかもあるのかもしれないとか」と、炎上のリスクを感じていたと語る中田さんに、古舘さんも「その危機感はわかる」と同情します。
■中田が「顔出し引退宣言」を撤回した"本当の理由"とは…真相明らかに
また「疲れてたってのもあると思います」と中田さん。
自身のYouTubeチャンネルでさまざまな内容の講義を行っている中田さんは、「YouTubeでウワーって捲し立てて、疲れたと。このまま僕はしゃべり続けるのか、続けられないのか」と悩んだそう。
そして、「いや、もし喋りが僕は価値があるのだとしたら、顔無しでも喋りだけが伝わるのであれば、いいとこ取りじゃないか」と考え、一度顔出しせずにYouTubeをやってみることに。
しかし「いざやってみて『いけるかな?』って一瞬思ったんですけど、オンエア見た時に自分で見てられなかったんですよ」と中田さん。
「ダメだダメだ、僕は音声の人じゃないんだ」「なんでかわからないけど、ラジオとかで顔を出してないのに通じる人と僕は全くの別物だった」と感じ、「ものすごい挫折感、喪失感」を味わったそう。
そして「僕は顔を出して、顔を晒して喋りまくるしかできないんだ、こういう風に生きるしかできないんだ」と、顔出し引退宣言から前言撤回に至った理由を語りました。
■古舘×中田の対談に視聴者「喋りの天才同士」
他にも、「酒は飲まない」と言っているはずの中田さんが、なぜバーをオープンしたいのかの真相にも迫った今回の動画。
古舘さんと中田さんのトークに対し、ネット上では「喋りの天才同士の対談。タイプが違う故に楽しい」「またぜひコラボをお願いいたします」「古舘さん対談前によくリサーチされてて流石ですし、あっちゃんも嬉しいですよね」との声が上がっています。
「顔出し引退宣言」の真相を語ってくれた中田さんと、それを引き出した古舘さんのトークに引き込まれた視聴者も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
古舘伊知郎Ch
https://www.youtube.com/watch?v=r2uI5fj_bgA
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)