8月4日、お笑いコンビ・ロザンのYouTubeチャンネル「ロザンの楽屋」では、新型コロナウイルスのワクチン接種について語る動画を公開。接種を終えた2人が副反応について語り、話題を集めています。
■ワクチン2回摂取のロザン、副反応を語る「あんまニュースになってないんです」冷静な判断呼びかけ
2回目のワクチン接種を終えた宇治原史規さんと菅広文さん。
接種後の症状として、宇治原さんは筋肉痛、倦怠感、頭痛があり、発熱はなかったそう。
菅さんも、頭痛以外はほぼ同じ症状だったと言います。
今、SNSなどでは、ひどい副反応が出た人の声が広く拡散している状況があります。
それについて宇治原さんは、家族に「強い副反応の人が言ってて、副反応強くない人たちはあまりあの、言ってないからね」と話したとのこと。
菅さんも深くうなずき「全くその通りやと思う」と同意。
また、宇治原さんは「ひどい高熱が出た」などの情報について、「それはそれであの、きっちりみんな知っておかないといけないことだとは思う」と前置きしつつも、「(高熱が)出ませんでしたっていうのは、あんまニュースになってないんですよ」と言います。
菅さんも、「(高熱が出たという事実を)伝えることは別に問題ないと思うねんけど、その割合がどれぐらいやねんってこともちゃんと知っとかなあかん」とコメント。
ワクチン接種は現時点で、数千万人の人が2回目の接種を終えています。
その中で、有名人のSNSなどの情報だけで惑わされないよう、呼びかけました。
■ワクチン接種後は「休みを取れるように」会社に柔軟な対応を呼びかけ
ワクチン接種の次の日を「休みにしてたのはデカかったかもしれない」と菅さん。
「次の日にお仕事やってなったら、『あ、ちょっと行くのしんどいなー』っていう倦怠感はあった」と言います。
宇治原さんは、「僕はねぇ、そん時多分、無理。仕事やったら」とのこと。そして、視聴者に「今からもし(ワクチンを)打たれるんであれば、少なくとも翌日とか、できたらその(後)2日とかは」休みにしたほうがいいと呼びかけます。
忙しくてなかなか休めない人については、「会社がちゃんとやらないといけない。休みを取れるように」とコメント。
菅さんは倦怠感が出た時、「どの仕事やったらキツかったかな。どの仕事やったらいけるかな」と考えたそう。
そして「それも選べたらええかなーと思うねん」と提案。
「この業務はできます、でもこの業務は今日勘弁してくださいみたいな、グレーなところ」「(0か100かではなく)40、50、60をとれるようなシステムもあればいいのにね」と言います。
宇治原さんも、「あとはその、何時間だったら今日働けますとかね」と提案。
忙しい人でも安心してワクチン接種できるよう、会社には柔軟な対応をするよう呼びかけました。
■ロザンのワクチン接種体験談に視聴者「安心しました」
新型コロナウイルスのワクチン接種について、症状や考えを赤裸々に語った今回のトーク。
ネット上では、「お二人と同世代です。金曜日に2回目の接種なので参考になりました」「高熱が出て大変だという事ばかり聞くので不安でしたが、少し安心しました」との声が上がっています。
また「もうすぐ40歳ですが副反応があまり出なかったので逆に心配してました。信頼しているロザンさんの体験談を聞けて本当によかったです」など、すでにワクチンを打った人たちからのコメントも多く見られました。
ワクチン接種についてさまざまな情報が飛び交う中、ロザンの話を聞いて安心した視聴者も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
ロザンの楽屋
https://www.youtube.com/watch?v=mbhZTl-6pf8
(文:二木もなか)