毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。7月20日の放送では、星野さんが初めて一人暮らしをした場所である東京都杉並区・阿佐ヶ谷を久々に訪れたと明かし、話題となりました。
(画像:時事)
■星野がフラれた話!?女の子の家の前で雑誌を叩きつけ…
今夜の #星野源ANN のOPでは、最近 #InnerVisionsHour の収録で星野さんが思い出の場所を歩き、感じたこと・当時のエピソードなどをじっくりとお話ししました。
レギュラーコーナーでは、クセになるリズムのジングルが登場!ぜひ皆さんもタイムフリーでチェックして下さいね。https://t.co/UENSZhvCuU pic.twitter.com/Tu091P7Ldx— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) July 20, 2021
自身の冠ラジオ番組「Inner Visions Hour with Gen Hoshino」を収録するため、阿佐ヶ谷を訪れたという星野さん。
残念ながら、当時住んでいたアパートは無くなっていたそうですが、周辺の様子は変わっておらず、当時の心境が蘇ってきたそうです。
「気が付いたら、暗い思い出がある場所をさまよっていた」という星野さんは、当時デートの約束をした事のある女の子のことを思い出したのだそう。
その女の子は、「友だちとかと(泊まりで)キャンプに行く用事が出来て、断れないからキャンプ行っていい?」と言って、星野さんとの約束をキャンセルしたとのこと。
しかし、星野さんが深夜バイト終わりにその女の子のアパートの前を通ると、なんと男の人と楽しそうに会話している声が聞こえ、星野さんは「え? いるの?」と動揺してしまったのだとか。
そこで、星野さんは「とにかく近くの本屋に行って、キャンプ雑誌を買って。そのキャンプ雑誌をその子の家のドアの前の床に叩きつけて帰ってきた」と当時の行動を明かし、周囲は大爆笑となりました。
■暗い恋愛の思い出を巡り意外な結末へ
続けて、星野さんは「(その)思い出のアパートが、まだあったんだよ!!」と興奮しながら明かし、またもや周囲は大笑い。
嫌な思い出が蘇り、沈んだ気持ちになるかと思いきや、星野さんは「それを見た時に嬉しくて嬉しくて」と意外な感想を述べます。
「嫌な事とか辛い事があった場所って、ずっと嫌だと思ってたの。だから、なるべく行きたくないんだろうなって思ってたんだけど」と前置きした星野さんは、「そこに行った時に、嬉しくて嬉しくて。だからやっぱ、思い出ってアップデートするべき…っていうか、アップデートするのも良い事なのかもしれないと思ったんだよね」とコメント。
初めての一人暮らしをした阿佐ヶ谷には、切ない思い出も多いと明かし、「やっぱ行ったら、辛かった思い出の道ほど楽しい。それは自分が成長したって事もあるかもしれない」と語りました。
■星野が思い出をアップデートでき、ファンからは「良かった」の声
また、「人にもよるし、場所にもよるし、経験にもよるから、もちろん一概には言えないんだけど」と注釈を入れた上で、「僕の場合は、この一人暮らしという大変なトピックスにおいては、良い事だったんだね。行ってみたことが。それがすっごく楽しくて」とコメントした星野さん。
ネット上では、番組を聞いたリスナーから「キャンプ雑誌買って叩きつけたって面白すぎ笑」「当時は傷付いたはずなのに、まだあった事が嬉しかったなんてね。。」「懐かしい場所で昔の自分に会えて思い出のアップデートが出来て良かった」などの声が上がりました。
自分の住んでいたアパートは無くなっていたものの、キャンプ雑誌を叩きつけた思い出のアパートはまだ残っていたと明かした星野さん。
思わず笑ってしまいながら、「思い出のアップデート」は大切かもしれないと考えたリスナーも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20210721010000
(文:藤峰あき)