毎週火曜日放送のトークバラエティー番組「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)。7月13日は、「夏の超特大さんま御殿!!」と題し、3時間のスペシャル放送となりました。中でも、豪華声優陣が集った「人気声優大集合スペシャル」ブロックが、ネット上で話題となりました。
(画像:時事)
■豪華声優陣の集いにファン感激!
このあと19時56分から#さんま御殿 超特大3時間SP✨
超豪華ゲスト36組が大集合‼️
人気の声優陣が奇跡の集結で
あのキャラを実演🤩
お見逃しなく📺#渡邊雄太 #大西流星#下野紘 #えなこ#山寺宏一 #竹達彩奈#白井悠介 #楠木ともり#蛙亭 #金城碧海#ヒコロヒー #峯岸みなみ pic.twitter.com/NF0s4nZdNr— さんま御殿【日テレ公式】 (@sanmagoten_ntv) July 13, 2021
「エヴァンゲリオン」シリーズの惣流・アスカ・ラングレー役などの宮村優子さんや、「それいけ!アンパンマン」のめいけんチーズ役などの山寺宏一さんら、国民的アニメの超人気声優達が集った今回の放送。
ベテラン声優から新世代の声優までが一堂に集い、ネット上で「わあい!声優さんいっぱい!」「声優さん達の声を聞きながらの晩飯はうまい!」「ほんとにたまらんですよ...」と、ファンは大盛り上がりでした。
今回は、そんな"声"を武器にしている声優たちが、「自分の声がイヤになった時」というテーマについて、花を咲かせました。
このトークテーマについて、「ポケットモンスター」シリーズの主人公・サトシの声などを演じる松本梨香さんは、ガヤ録りの最中に起きた出来事を語りました。
ガヤ撮りとは、レストランや球場などの周囲のガヤガヤした雰囲気を出すためのものを指します。
そのガヤ録りに参加した松本さんでしたが、声が大きく通り過ぎてマイクに乗りやすいという理由で、「ちょっと3歩下がってください」と言われたのだと明かします。
その通り3歩後ろへ下がって収録に参加した松本さんですが、それでもあまり効果はなく、次は「後ろ向いてやってもらっていいかな?」と言われたのだそうです。
しかし、今度は後ろの壁から跳ね返ってきた声が入ってしまうという理由で、最後は「松本梨香さんだけ外に出てってもらっていい?」と、なんと外へ追い出されてしまったのだと明かしました。
その時に自身の声を「やだな」と思ったという松本さんでしたが、他の声優陣は大爆笑。
明石家さんまさんは「そんだけ通るんだ!」と、松本さんの声量や声質に感心していました。
■松本、レストランでまさかの「ゲットだぜ」!?
目立ちすぎる声が仇となってしまったという松本さんに、さんまさんは「舞台なんかだと、相手の役者との声合わすん大変でしょ?」と、舞台業での苦労話を持ちかけます。
すると、松本さんと同期だという山寺さんから、「そうですね。距離感がないんであんまり」と、物理的な距離感や声の距離感だけでなく、心の距離感も近いという告げ口が入り、スタジオはまたも爆笑。
さらに、舞台だけでなく私生活でも、「俺がちっちゃい声で喋ったら同じように合わせろよ」と、普段から山寺さんから距離感のなさを指摘されているのだと松本さんは苦言を呈します。
しかし、これにはさんまさんも「そりゃ、普段これ(この距離感)だったら、ほんまに腹立ちますよ」と、松本さんのフレンドリーすぎる距離感には納得の様子。
するとさんまさんは、「レストランとか行って『飲み物何にする?』とか言うて、『じゃあコーヒーで』とか(自分が)言うたら、どんな声よ?」と、少し声のトーンを下げて松本さんに投げ掛けます。
これに松本さんは「『あ、じゃあ私も! コーヒー、ゲットだぜ!』とか言ってます」と、サトシの名台詞を交えて全開で答え、スタジオは大爆笑。
さんまさんからは「そんなん言わないじゃない」と冷たいツッコミが入りますが、なんと松本さんは「言ってます。結構言って、みんなが喜ぶなぁと思って、言ってます」と、本当に普段サトシの声で注文をしていることを明かし、スタジオを騒然とさせます。
このエピソードに、他の声優陣も「えー!」「素敵!」と大絶賛。
さんまさんも目を丸くしていたものの、褒められて上機嫌な松本さんを「こういう人なんだ...」と一蹴し、さらに笑いを誘っていました。
■サービス精神旺盛な姿が「神対応すぎる」と話題
ネット上には、「松本さん面白いなぁ。山寺さんタジタジで草」「松本さんと山寺さんの掛け合いサイコー笑笑笑」「山寺さんいじれるの松本さんぐらいしかいないよ(笑)」と、松本さんと山寺さんのある意味息の合ったトークに、大笑いしたという視聴者の声が。
また、「細やかなサービス精神やんね」「松本梨香さんゲットだぜって言うんだ。神対応すぎる」「ゲットだぜ!は言われたら誰もが嬉しい」と、松本さんのサービス精神旺盛な姿に感銘を受けた視聴者の声も上がっていました。
声優たちの普段は聞くことのない貴重なエピソードが盛り沢山で、見どころ満載の時間となったようですね。
声優ファンやアニメファンにとっては、特に神回となったのではないでしょうか。
(文:椎七みつばち)