毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。6月29日の放送では、「あちこちオードリー」(テレビ東京)にゲスト出演した際に、「おげんさんといっしょ」(NHK総合)と共通点があったと明かし、話題となりました。
(画像:時事)
■星野、「あちこちオードリー」で初めての体験?
今夜の #星野源ANN は、映像監督の関和亮さんがゲストに登場!これまで手掛けた星野源MV撮影の裏側などじっくりとお話ししました。
星野ブロードウェイでは、脚本担当の山岸聖太さんも飛び入り参加し、3人で完成度MAXの名演を披露!
関さん、聖太さんありがとうございました!https://t.co/3sQYfpmQYU pic.twitter.com/lI7XUpJuKR— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) June 29, 2021
「あちこちオードリー」の収録時を振り返りながら、「僕、初めてですよ? あんな番組」と切り出した星野さん。
「めちゃくちゃ広いスタジオの、めちゃめちゃ隅っこの小さいスペースに、セットを建ててやってました」と明かし、周囲を笑わせます。
しかし、星野さんは「僕はね、そういうところ、信用できるんですよね」とコメント。
理由として、「僕も、狭い所が好きで。狭い所でしか生まれないグルーヴっていうのが音楽でもあるんですよ。だから『おげんさんといっしょ』をやる時も、最初に必ずキッチンライブから始まるのは、キッチンの狭さのグルーヴっていうのが演奏でも生まれるからなので」と語りました。
■『おげんさん』は台本も打ち合わせもない!?星野源「全投げなんで。出てる人に」
また、「あちこちオードリー」では一応台本が用意されていたものの、本番では1行も同じところが無かったとのこと。
打ち合わせに関しても、「僕が楽屋からトイレに行こうとして外に出たタイミングで、(プロデューサーの)佐久間(宣行)さんがやってこられて、『あ、星野さん! 今日よろしくお願いします』と。片手を挙げて『今日、なんか大丈夫だと思うので! よろしくお願いします』で、終わりました」という状況だったそうです。
これについて、星野さんは笑いながら「『おげんさん』に関しては、台本も、打ち合わせも無いんで」とコメント。
続けて、「来ていただいて、やる曲だけ決まってて、あとは全投げなんで。出てる人に」と番組の裏側を明かし、「だから、反省しましたよ。反省っていうか、あんなに『打ち合わせも台本も無い』って言ってる番組より無いんだ、と思って」と笑いました。
■台本無しで臨む出演者に「すごい!」の声
さらに、「『あちこちオードリー』は収録であとから編集できるけど、『おげんさん』は生ですから。生で1時間とかなので。まぁでも『みんなやるしなぁ』みたいな」と、出演者への信頼を明かす星野さん。
「僕は、"出たとこ勝負"みたいな。何にも決めないでやり出す、みたいなのがとっても大好きなので。だから『あちこちオードリー』は本当に楽しかったですね」と嬉しそうに語りました。
ネット上では、番組を聞いたリスナーから「佐久間さんが片手上げて挨拶するだけのあちこちオードリーとか最高すぎwww」「台本も打ち合わせもない番組なのに、あんなに素晴らしい生放送ができるの、さすがおげんさんといっしょ」「おげんさんに台本なし。出演者の方々すごい!」などの声が上がりました。
台本が無いという「おげんさん」ですが、「ねずみだけ、進行的な台本がある」とのこと。
収録風景や「おげんさん」との比較を聞きながら、「あちこちオードリー」の放送がより一層楽しみになったリスナーも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20210630000000
(文:藤峰あき)