5月26日、堀川りょうさんのYouTubeチャンネルでは、誰もが知る声優・野沢雅子さんのすごいポイントについて、堀川さんならではの視点で熱弁しました。
(画像:時事)
■野沢、とんでもないモンスターだった!?ベジータ役・堀川が見た収録現場「言い方が悪いかもしれないけど…」
堀川さんと野沢さんは、アニメ「ドラゴンボール」シリーズで長年共演。
主人公・孫悟空などを演じる野沢さんについて、ベジータ役の堀川さんが思う「すごいところ」を3つに絞って紹介しました。
まず1つ目に、「なんと言っても声量がすごい!」と堀川さん。
曰く、本番の収録前に、作品の試写をチェックするそうですが、その段階で野沢さんは「ほぼほぼ本意気」で臨むのだそうです。
堀川さんは、「画が動いたら、役になりきる。パワフルですね〜。(野沢さんの声で)空気がビリビリっと振動するというか」「ただ単に声がデカいってわけじゃないんですよ。声が、空間を伝わっていく。その波動っていうのがすごいんですよね」と語りました。
また堀川さんにとって、初めて共演したときから現在に至るまで、野沢さんのパワフルな印象はずっと変わらないのだそう。
これについて堀川さんは、「言い方が悪いかもしれないけど、もうね、モンスターです」と表現していました。
2つ目に挙げたのは、「若さがすごい!」ということ。
スタジオでの様子もさることながら、プライベートで共に旅行に出掛けた際、山登りをしたときの野沢さんの体力と持久力に驚いたのだそうです。
堀川さんは、そんな野沢さんのことを「健脚」と表現し、「足腰がそれだけしっかりしてるということなんですよね。足腰の丈夫さというのは、声量もそうだし、色んなパワーに繋がってると思う」とコメントしていました。
■「声量がすごい」と聞いて真っ先に思い浮かべるのはあのセリフ…?
野沢さんのすごいところの3つ目として挙げたのは、「役のなりきり方がすごい!」とのこと。
これについて、「野沢雅子なのか役なのか、区別がどんどんなくなっていくんです。もう一心同体。融合しちゃってる」と、堀川さんらしい表現も。
さらに、「無理して演技しようとか、芝居しようっていう欲が全くない。役になりきってるんで、非常にナチュラルなんですね」「そこまで一致させるというのは、よっぽどの集中力がないとできないと僕は思いますね」と語りました。
また収録現場で、堀川さんが演じていた役に対し、野沢さんから「もう、りょうくんたら酷い! なんでそんなことするの?」と責められたこともあったのだとか。
これに対し堀川さんが、「いや、待ってくださいよ、俺じゃない! 役ですから!」と反論したほどに、野沢さんは役になりきっていたというエピソードも明かしました。
ネット上では、「声量がすごい、空気がが振動するって聞いてすぐに、悟空の『うわぁぁぁぁ!』って声が脳内再生された」「そんな野沢さんと名コンビを演じておられる堀川さんもまた、すごいです」「野沢さんと堀川さんの旅動画とか、見てみたいです!」などの声が上がりました。
また、動画の後半であがった「今後、野沢さんとどんなお仕事がしたいですか?」といった質問には、堀川さんが野沢さんと共演する際の率直な思いについて語り、ファンにとってたまらない内容となったようです。
【番組情報】
堀川りょう
https://youtu.be/jg04ojjDyRs
(文:くる美)