毎週火曜日深夜1時から放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。12月15日の放送では、星野さんの楽曲「Pop Virus」の誕生秘話が明かされ、話題となりました。
(画像:時事通信フォト)
■「これ、いつ思いついたの?」の質問に星野「あんまりしゃべったことない…」あの名曲は疑問から生まれた!?
今夜の #星野源ANN では「弾き語りライブ in いつものラジオブース」をお届け!観客席の実況も交え、星野さんがアンコール含め8曲生演奏しました。
そしてなんと、世界トレンド1位も獲得!
飯尾さん、ハマさん、そして沢山リクエストを下さった皆様、ありがとうございました!https://t.co/HLTITZPbIf pic.twitter.com/FT59Hrmvd9— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) December 15, 2020
今週の放送では、「弾き語りライブ in いつものラジオブース」を開催。
お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹さんが進行を務め、ベーシストのハマ・オカモトさんと共に、計8曲が生演奏されました。
その中で、「Pop Virus」を披露してくれた星野さん。
星野さんのギターとハマさんのベースが響き合う、いつもとは違う「Pop Virus」に、ネット上では「Pop Virus弾き語りバージョンたまらんかった!」「弾き語りアレンジのこのPop Virus鳥肌立ちまくりだし涙が止まらない」などの声が多数上がっていました。
演奏が終わると、感動した飯尾さんから「これ、いつ思いついたの?」と率直な質問が。
不意の質問に笑ってしまう星野さんですが、「あんまりしゃべった事ないかも」ということで、「Pop Virus」の誕生秘話について語り始めました。
■「1回刻んだ音って、ずーっと長い事残る」星野、「Pop Virus」の誕生を語る
星野さんは、「自分の仕事っていうか…今、僕は何をやっているんだろうと。音楽がずっと好きで、音楽の仕事が出来るのが幸せだし。でも元々の気持ちは何だ? と」と、歌詞を書いていた当時の疑問を告白。
その答えは「音楽が好きだ」だったそうで、「何で好きかっていうと、色んな人の音楽を聴いて、それに伝染して…」「(音楽を好きな人が)作ったものに僕が当てられて、それが音楽のウイルスみたいだなと思ったんですね。すごい、良いウイルスっていうか」と自身の考えを明かします。
さらに、「レコーディングとかライブとかもそうなんですけど、音符を刻み込んでいくみたいな」と、歌詞にある"刻む"という言葉を使った星野さん。
「その1回刻んだ音って、ずーっと長い事残るじゃないですか。それはずっと消えないウイルスで、音楽っていうものが一番最初に生まれた瞬間から、こんなに世界中でいろんなジャンルの音楽に広がってて」「はたまた、違うところから発生したりとか混ざり合って、こうなってるっていうのが面白い世界だなと思って、この歌詞になりました」と語りました
■星野の語る「良いウイルス」にファン「ずっと楽しみ続けたい」
ネット上では、番組を聞いたリスナーから、「Pop Virus誕生秘話聞けて嬉しい!!」「Pop Virusのメロディが大好きで歌詞もほんと好き…」「永遠に残る良いウイルス ずっと楽しみ続けたいなぁ」などの声が上がりました。
素敵な生演奏に包まれ、あっという間に時間が過ぎてしまった今回の放送。
曲の合間に紹介されるファンからのメールや星野さんの言葉も相まって、忘れられない放送となったリスナーも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
星野源のオールナイトニッポン
https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20201216010000
(文:藤峰あき)