とんねるず・石橋貴明さんがMCを務める毎週火曜日、深夜0時25分から放送の「石橋、薪を焚べる」(フジテレビ系)。11月24日の放送では、石橋さんが小学生時代の通知表に書かれたコメントを明かす場面がありました。
(画像:EPA=時事)
■石橋「小学校1年生から6年生まで、ずっと書かれてました」通知表にロケット開発者と共通点!?
⏰このあと深夜0時25分~放送⏰
『石橋、薪を焚べる【北海道の町工場がロケット開発に挑む▼時代に語りつぐ夢を。】』🔥https://t.co/m4HUSDnyQH #fujitv #石橋薪を焚べる #石橋貴明 #植松努 @makiokubel pic.twitter.com/emGblLo8m5— フジテレビ (@fujitv) November 24, 2020
今回は、ゲストととして植松電機社長・植松努さんが登場しました。
3歳の頃、アポロ11号の月面着陸を見たことをきっかけにロケットへの憧れを持ち、現在北海道の小さな町工場でマグネット製造を本業に、ロケット研究・開発活動に力を注いでいる植松さん。
ロケットが何度爆発しても諦めずに挑んでいるようで、そんな植松さんに石橋さんは、今まで辛かったことは何か、質問します。
植松さんは、子どもの頃に自分なりに飛行機の勉強をする中で、色々な大人から「できるわけがない」などと否定されたことをあげ、通知表には「集団行動ができない、落ち着きがない」と書かれ続けていたこと明かしました。
これを聞いた石橋さんも、「でも僕も、落ち着きがないとか、石橋くんは授業中うるさいとかっていうのは、小学校1年生から6年生まで、ずっと書かれてました」と笑いながら告白。
そして、「そういう子が実は、いつか逆転できたりするんですかねぇ」と投げかけました。
■石橋「全員平均点よりも…」教育に関する持論を語る
その後、植松さんは日本中の製造業が苦しんでいることとして、新しいものを生み出す人が居ないことをあげます。
そして、現在の子どもたちが素直で真面目で勤勉であるため、言われたことは出来るけれども、自分で想像することができない、という問題点をあげると、「またそれ、サッカーとかと一緒ですね」と食いつく石橋さん。
石橋さん曰く、日本人のサッカープレイヤーも、技術はとても上がっているけれども、教え過ぎてしまっていることから、自分で想像する力が足りないと言われているのだとか。
この話を聞いた植松さんが、「でも今の学校の授業の内容とか見ると、確かにそんな感じはするなぁという気がするんですよね」と納得すると、石橋さんは「全員平均点よりも、どこか欠落してるけど、どこか突出してるっていうようなタイプも必要だということですよね」と結論付けました。
■石橋も称賛した植松の話にネット上では「響いた」の声
そこから植松さんが、「大人が自分の常識を教えた途端に、子どもたちは絶対大人以上にならない」「『どうせ無理』に負けない人を増やしたい」と、社会科見学に来る子どもたちと接する中で感じたことなどを語ると、そういった考えに「素晴らしい」と唸る石橋さんでした。
今回の放送にネット上では、「確かに日本の教育は子どもの可能性をスポイルするものだなと思った」「先生や周りの親や周りの大人が常識を教えすぎるのも問題あるんだよね」「こういう大人に会えた子供たちは幸せだし日本は変わるね」などとコメントが。
また植松さんの話や言葉に、「刺さった」「めちゃくちゃ響く」「すばらしい」「といった反応もあがっていました。
植松さんの興味深い話に、感動した方が多かったようです。
(文:ジョブリナ)