3月18日放送の「お願い!ランキング」(テレビ朝日系)の「太田伯山 〜悩みに答えない毒舌相談室〜」で、神田伯山さんが寄席で観客のウケが悪い時の対処法を明かし、話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■かまいたちが「太田伯山」に登場
皆様申し訳ございません…!
本日の放送は深夜1時5分~となります‼️
どうぞよろしくお願いいたします‼️ https://t.co/fy8xCSJ3x3— 【公式】太田伯山 ~悩みに答えない毒舌相談室~ (@ohtamatsunojo) March 18, 2020
ゲストのかまいたち・濱家隆一さんが、爆笑問題・太田光さんと講談師・神田さんに「本気でスベった時はどう切り替える?」とお悩み相談。
田中裕二さんが、「いつもウケてるじゃん。ネタでスベってるのは正直見たことない。毎回面白い」と、かまいたちでもスベってしまう時があるのかと質問。
これに対して、かまいたち・山内健司さんは、濱家さんがスタジオトークでボケるも、全くウケない時は「ボケてないフリをする」と相方の秘密を暴露。
しかし濱家さんは収録が終わって楽屋に戻ると、小声で「間違えた」と落ち込んでしまうとのこと。
また、濱家さんは収録でスベると帰り新幹線で何も飲まない、背もたれを倒さないなどのペナルティを課して、反省していることも明かします。
一方の山内さんは、スベっても切り替えがスムーズに出来る性格とのことでした。
■神田のスベった時の対処法、太田も驚愕!「そんなことできんの?」
ここで、山内さんが伯山さんに「寄席で調子が悪いと思った時はどうする?」と質問。
伯山さんは、「滑稽噺で入ったけど、ウケが悪いと人情噺にスッと変えていく」と、観客の反応を見て途中でネタを変えることがあると明かします。
この言葉を聞いた太田さんも「そんなことできんの?」と驚愕。
一方で、伯山さんは「逃げ道作ってる」と謙遜するも、「それがプロ」と共演者からも感嘆の声が漏れることに。
ただし、伯山さんも「ダウンタウンDX」に出演した時はスベってしまったそうで、その時は「言っちゃえって思って、ガンガン言ってものすごい大事故になった。でも、ラジオで喋ればいいや」と切り替えて対処したとのこと。
また、伯山さんは「浜田雅功さんとかに『すいません』と普通なら声かけないのに言って、相手の反応を見てラジオで喋ろうと俯瞰で見て……」と、臨機応変な対処の仕方を具体的に解説していました。
この日の放送にはネット上で、「力量のある人達の率直な会話ってこんなにも面白いのかと、目が離せなかった」「ガチめで面白みもありつつ、かなり参考になったし、裏話的で新鮮だった にしても神田伯山の、滑った時の昇華させ方がやはり1番精神的に良いのではなかろうか」「かまいたちのお悩み。しゃべりがうまい。笑わせる」などのコメントが上がっています。
伯山さんのスベった時の対処法が冷静で、噺のプロは違うなと感心した方も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
太田伯山(お願い!ランキング)
https://tver.jp/corner/f0048341
(文:かんだがわのぞみ)