平成から令和への改元に伴う昨年のゴールデンウィークは、10連休最終日ということもあり、故郷やレジャーからのUターンラッシュで交通機関は混み合い、翌日に仕事を控え帰路を急ぐ大勢の人で街は賑わっていました。そんな様子が一変、今年2020年の連休最終日は数日前に新型コロナウイルス 感染症による緊急事態宣言の延長が発表され、多くの人が活動、外出自粛を続けています 。「ステイホーム」のための様々な商品やサービスが登場し、それぞれ家庭で快適に過ごせるような、環境の工夫に取り組んでいます。つんく♂さんの取り組みも、その内の1つです。
「半ば強引ですが アップさせてもらいます!」
「例え、ひとときであっても、笑顔とキュンが世界中に響き渡れば!とそう思っております。」
自身のBlogでコメントし、まだ発売前のプロデュース最新作『ねぇ、ママ?僕のお願い!』(双葉社)を誰でも自由に楽しめるよう、絵本動画としてYouTube (URL: https://www.youtube.com/watch?v=1T7BrUwtzkk&feature=youtu.be)で無料公開を始めました。
「絵本、出来たけど発売日がだいぶ先になりそうなんで、せっかくの「母の日」のお話やし、それに間に合うように動画出しの ok もらったので 半ば強引ですが アップさせてもらいます!」
と 、 Twitter(https://twitter.com/tsunkuboy/status/1257824951924473856)でも告知。しつこいようですが、発売前です。出版社としては死活問題。・・・が、「こうなれば、我々も腹を決めた!」双葉社は、つんく♂さんの想いとともに1人でも多くの読者に絵本動画を届けようと決意、併せて書籍絵本の発売日の確定を猛スピードで進めています。その間もTwitter上では、自分を投影、感情移入して涙するママたち から、
‶朝から心がほっこりして涙しちゃいました ″
‶息子の小学生時代を思い出して反省し、涙しました″
‶母の日の最高のプレゼント″
‶感動しました!子供の成長がかわいい!自分の子供もいつかこんなふうになるのかな″
など、心温まるメッセージが続々と寄せられ、コロナ禍で混沌とした「おうち時間」充実のための手助けコンテンツとなっているようです。
子育てするすべての人が、子どもからたくさんの勇気や愛、希望、そして笑顔をもらう絵本!
【タイトル】ねぇ、ママ?僕のお願い!
【作者】(詩)つんく♂/(絵)なかがわみさこ
【出版社】双葉社
【あらすじ】
ある日、「ボク」が突然、「買い物に行きたいんだ」とママにお願いする。
ママは「またおもちゃを買うの?」「今日は忙しいからダメ」「そんなことより、宿題は?」と頭ごなしに拒否する。次第に「ボク」は、大泣きしてしまった。それにもママは「泣いて頼んだってダメだから」と一蹴。しかし、「ボク」の本当の計画を打ち明けると……。