ジャニーズの人気グループ・Sexy Zoneの無観客ライブ「Sexy Zone POPxSTEP!?TOUR 2020」が10月29日から3日間にわたって生配信されました。中島健人さんが用意した日替わりのハッシュタグが終始トレンドを賑わせ、また菊池風磨さんが松島聡さんの復帰について踏み込んだ発言をして大きな話題を呼びました。
■「Wi-Fi最高かー？！」中島の煽りに称賛の声
今年3月から全国9会場で開催が予定されていた「Sexy Zone POPxSTEP!?TOUR 2020」。新型コロナウイルスの影響のため、横浜アリーナでの無観客のライブ配信に変更され、10月29日より3日間5公演がJohnny's net オンラインで生配信されました。
いつもなら会場を埋めたセクラバ(Sexy Zoneファン)に向けて、中島健人さんが「セクラバ盛り上がってるかー？最高かー？」と煽るところを「スマホタブレットテレビの前のセクラバ、Wi-Fi最高かー！？」と呼びかけ、セクラバのテンションも一気にヒートアップ。
ネット上では「Wi-Fi最高ー！」のコメントが並び「2020年いちばんの煽りでしたよね」と称賛の声が。
約2時間のライブでは、事前に募集したリクエスト曲を日替わりで披露したり、佐藤勝利さんが24歳の誕生日を迎えた10月30日の公演ではケーキで祝福したりするなど大いに盛り上がりました。
■「Sexy Zoneを辞める選択も…」菊池風磨、松島聡の復帰に胸の内明かす！
約1年9か月ぶりに復帰した松島聡さんは、春のツアーには不参加の予定でしたが、今回の配信では、11月4日に発売される新曲「NOT FOUND」(Top J Records)など一部の演目に参加しました。
菊池風磨さんは毎公演の挨拶の中で、コロナ渦で公演時期が延期されて結果的に松島さんが合流出来たことを「巡り合わせ」と表現し、何よりも嬉しかったと率直に口にしました。
また、特に感動を呼んだのは、最終公演での挨拶でした。
松島さんが復帰を決断したことについて「もしかしたら、Sexy Zoneを辞める選択だったかもしれない」と打ち明け、ファンをドキっとさせました。
しかし、その理由について、菊池さんは「僕達それぞれがそれぞれの道でハッピーに生きるのが一番いいと思ってます」と、メンバー1人1人の人生を尊重したいと説明します。
そして「たくさんある選択肢の中で、5人でステージに立つ選択をしてくれたことを僕はすごく嬉しく思います」「この5人を全力で出来る限り守り続けていかなきゃいけないんだなと強く思いました」と熱い胸の内を語りました。
生配信で本人の口から直接語られるリアルな言葉は、セクラバの心に強く刺さったようで、ネット上では「聡ちゃん、戻って来てくれてありがとう」の声が溢れました。
さらに「10年間5人みんながSexy Zoneでいる選択をし続けてくれたこと、本当に本当に感謝でいっぱいです」「5人でいてくれてありがとう」と、あらためて5人に感謝するメッセージが相次ぎました。
■感動止まらないライブ配信にセクラバ号泣
菊池さんの挨拶のあと、バラード「それでいいよ」を歌いながらマリウス葉さんの目から大きな涙がポロポロと。続く「RUN」で登場した松島さんの目はすでに赤く充血し、冒頭から涙が止まりません。
セクラバからは「息をするように『そうちゃん』って名前を呼んでた子が、1年9ヶ月じっとそれを耐えてたんだなって思ったらマリと一緒に泣いた」「『聡マリ泣かないで』って言いながらめちゃくちゃ泣きました。最後5人で肩組んでメンステに戻ってる姿、一生忘れません」と感無量だというコメントが続々とネット上にあがりました。
■ハロウィンの仮装で大爆笑のフィナーレ
終演後にはファンクラブ会員限定のトークショーが配信され、リラックスした5人が賑やかにしている様子が届けられました。
最終日には、中島さんが自費で調達したハロウィンの仮装を披露し、特に菊池さんが引き当てた"キョンシー"の姿に、最後はメンバーもセクラバも大爆笑で幕を下ろしました。
3月14日に初日を迎えるはずがコロナ渦と重なり、開幕直前に延期や振替、中止と二転三転し、メンバーもセクラバも心を痛めてきた今年のツアーですが、セクラバからは「長い間準備してくれてて本当にありがとう！」「早くセクゾの前で彼らのグループ名を叫びたい！そしてセクラバと楽しみや感動を共有したい！」という声が。
松島さんが帰ってきて、楽しそうな姿をみせてくれた５人。彼らと共にセクラバも幸せなフィナーレを迎えることが出来たようです。
（文：アイドル担当ライター このはな）