2月27日放送の「スイッチインタビュー」(NHK Eテレ)では、 尾上松也さんと読売ジャイアンツ監督の原辰徳さんが対談。松也さんは歌舞伎に初挑戦した生田斗真さんについて語り、話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■尾上松也、歌舞伎出身者じゃなくても「遜色なく見えるように」ジャニーズ【生田斗真】との新作歌舞伎に想い
今夜の #スイッチインタビュー は #尾上松也×#原辰徳 EP2
大の巨人ファンの松也
憧れの原が繰り出すストレートな質問で、その素顔が浮き彫りに!きょう27(月)夜10:50 #Eテレ #NHKプラスhttps://t.co/emM3aovO0L#満島ひかり #岡田将生 #生田斗真 pic.twitter.com/sneRnoHJ6s
— NHKスイッチインタビュー (@nhk_switch) February 26, 2023
松也さんと生田さんは高校の同級生で、「いつか一緒に同じ歌舞伎の舞台に」と約束を交わしていたとのこと。
2人の夢は新作歌舞伎「赤胴鈴之助」で実現。
松也さんは「『赤胴鈴之助』は一から新作を作った初めての作品で、企画から脚本にも色んな案を出し、キャスティングもそうですし…。相手役に生田斗真という、歌舞伎の出身ではない俳優さんに出ていただいて。同じ年で高校時代からの親友でございまして、 彼もすごく歌舞伎が好きでいてくれたもんですから、いつか一緒に僕が作る歌舞伎の舞台に出ようと約束をしてまして」と念願の夢が叶ったことの喜びを語ります。
また、原さんが「生田斗真君の見得も見事だったね」と伝えると、松也さんは「そうなんです。それはね、本当に色んな方に言っていただくのも僕も嬉しくて、彼がやってもらうことが僕らとそんな遜色なく見えるように作りたいと思いましたんで。そういうふうに言っていただくと、すごく僕も嬉しいんですが」と、友人の生田さんを褒められ、嬉しそうな表情を浮かべます。
また、松也さんは「そうやっていろんな歴史をね…歴史というか新しいことをして、次につなげていく。また斗真さんの、例えばファンの方も初めて歌舞伎に触れる方もいらっしゃるでしょうし。そういったことで歌舞伎の輪を広げていかないと、僕たちもこれまでの先輩方に顔向けできませんからというところがあるんですけれどもね」と、歌舞伎ファンの裾野を広げていきたいことを明かしました。
■尾上松也、「半沢直樹」&「鎌倉殿の13人」出演は「役者冥利に尽きる」
松也さんは昨年放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に後鳥羽上皇役で出演。
原さんが「昨年は大河ドラマで『鎌倉殿』、これは大変な反響だったでしょ?」と聞くと、松也さんは「僕は後鳥羽上皇という役をさせていただきまして、非常に反響は大きかったですし、周りの方達もすごく楽しみにしていただけたのはすごく嬉しかったですね」と答えます。
また、松也さんは「それこそ僕はコロナ禍真っ最中の時に『半沢直樹』というドラマで出させていただきまして、そうしますと本当にあの時期はみんなが不安を抱えながら生活してる中、毎週『半沢直樹』を見るのが希望だという声をたくさんいただきましたんで、そういった作品に参加させてもらえるのは役者冥利に尽きるなと思いますし。『鎌倉殿』させてもらうと、また改めて感じるところでしたね」と、話題のドラマに出演できたことの喜びを噛み締めました。
今回の放送にはネット上で、「2週間松也さんと原監督さんの対談ありがとうございましたー!」「出た生田斗真を語る尾上松也。この2人がお互いを語るのを見るのは大好きなんだよなあー」「松也さんのこれまでの歩みがまとめられ貴重な映像も見られて眼福でしたわ」などのコメントが上がっています。
友人の生田さんの芝居を原さんから褒められ自分のことのように喜ぶ松也さんの姿が印象的でしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)