4月2日に放送された「堂本剛とFashion & Music Book」(bayfm)では、パニック障害を発症して苦しんでいるリスナーからメッセージが。剛さんが自身の経験を踏まえたアドバイスをおくり、ファンの間で話題になりました。
■パニック症と診断されたリスナーからメッセージ
22:00~ #堂本剛 『堂本 剛とFashion&MusicBook』 #FashionMusicBook https://t.co/Ggt2ACEx2W ▽今週は「自分に喝を入れるならどんな言葉?」を紹介。募集テーマ『母の日の思い出』『めちゃくちゃダッシュしたあの時』『一行しTUもん(質問)』⇒tsuyoshi@bayfm.co.jp #bayfm https://t.co/bntCn9wdzQ
— #bayfm (@bayfm78MHz) April 2, 2022
まずは「自分の感情のコントロールができず、病院でパニック障害(パニック症)と診断された」という17歳の女の子のメッセージを紹介した剛さん。
一般的に言われる動悸や過呼吸などの症状もあるそうですが、最近別の症状も現れてきたそうで、つい先ほどまで楽しかったのに突然悲しくなったり、辛くなったりしてしまうとのこと。
また、その時の感情がもろに行動に表れてしまい、急に怒ったり泣いたりということをしてしまうそうです。
自分でもどうしていいか分からない状況の中で、勇気をもって番組にメッセージを送ったのだとか。
■堂本剛、パニック障害の苦しみを告白!「急に怖くなるんです」経験踏まえてファンにアドバイス「風邪薬を飲むのと一緒です」
剛さんは「まさしく同じ症状」と当時自分がパニック障害を発症して苦しんでいた時の事を語ります。
当時は今ほど、パニック障害(パニック症)という言葉も症状も世間には知られていなかったこともあり、剛さんは「(心無い言葉の)ダメージもいっぱい受けました。だから全然治らなかったです」と吐露。
そんな中でも剛さんは「助けてくれる人もいたので、そういう人のお力添えもあってなんとかこれたけれども、ほんとに自分でもどうしていいか分からなかったし、急にくるんです。ほんとに。それこそライブで楽しく、楽しくライブやってるんですよ。めちゃくちゃ楽しくやってるんですよ。急に襲ってくるんです。急に怖くなるんです。ホントに。こればっかりは分からない。自分でも」と語りました。
そして、メッセージを送ってくれたリスナーに常に共感の声をかけつつ「勇気をもって言ったことはまず大きい前進で、言うことも大事です」と今回の行動を賞讃する剛さん。
服用する薬については「嫌がる必要性も、ほんと僕はないと思うから、風邪をひいたら風邪薬を飲むのと一緒です」と肯定しました。
一方で「あいつヤバいんちゃうん?」と言われた状況を想像し「どうでもいいです、そんなん。人の話は『うん、ヤバいんです』って言えばいいんです」と、悪意を持った声は気にしなくていいとエールを送ります。
ゆっくりと、やさしく、寄り添った声をかけながらアドバイスとエールを送る剛さんに、ネット上では「大丈夫、なーちゃんさんと全く同じ思いを抱えていたけど私は今生きててよかったと思える」「他人に寄り添える人ほど しんどい現代ですが剛くんの言う通りなので(苦笑)もうそこに自分を足していきましょう!」「信頼できる人にちょっとずつ伝えられて寄り添ってもらえること祈っています」などの声が上がりました。
■姿勢をよくするために参考にしたい芸人とは?
続いて、今回は「自分に喝を入れるならどんな言葉?」というテーマでトークを進めていきました。
どうしても楽な姿勢になってしまい、仕事中も気がつくと猫背になっているというリスナーは「また猫背になってる!」という喝を入れたいとのこと。
剛さんは「僕もね、姿勢がめちゃくちゃいいのか、ちょっとまぁ分かんないですけど」と前置きをしつつ「筋トレで大胸筋、胸を鍛えるとですね、ちょっとこう体が丸まっていくんですよね。で、背筋鍛えると引っ張られていくんで、胸が広がっていくんです」とアドバイスします。
さらに、剛さんは歌手ということで「大胸筋よりかは背筋を重視してる」とのこと。
正常な正しい姿勢について「みなさんね、多分ね、肩の位置がね、通常よりずっと前なはずです。肩って思ってる以上に後ろですからね」と指摘します。
「極端にいうと、もうほんとに芸人さんでいう(オードリーの)春日さんです。カスカスカースの時ですよ。もう」と具体的にイメージさせるためにオードリー・春日俊彰さんの名前を出しました。
ネット上では「まさか、猫背改善の話でオードリーの春日さんの名前を聞くとは思わんかったから笑っちゃった でも分かりやすかった剛くん例えるのが上手いなぁ」「剛さん仕事に必要なトレーニングを徹底されていて素晴らしいなぁ」などの声が上がっています。
今回も剛さんのアドバイスが的確で、参考になったという人も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
堂本 剛とFashion & Music Book
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20220402220000
(アイドル担当ライター:ドナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)