6月7日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、“ヒャダイン”こと前山田健一さんと本間昭光さんがKinKi Kidsの名曲「愛のかたまり」について語り話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■ヒャダイン「曲と歌詞の合わせ技で分かる」とKinKi Kids『愛のかたまり』を語る!
今夜の関ジャムは…プロ厳選!
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ヒャダインさんと本間昭光さんが「アイドル自作の名曲」と銘打って紹介したのは、KinKi Kids13枚目シングル「Hey!みんな元気かい?」のB面に収録され、堂本剛さんが作詞、堂本光一さんが作曲を担当した「愛のかたまり」。
ヒャダインさんは「なぜ剛さんはそんな女子の機微まで分かるんだろう」と女性の心理を巧みに表現する剛さんの歌詞を絶賛します。
続けて、ヒャダインさんは「歌詞だけ見ると凄くハッピーな恋に浮かれてハッピーな女の子に見えるんですけど、メロディが本当に悲しくて切ないので。この恋上手くいっていないだろうなっていうのを曲と歌詞の合わせ技で分かるっていうとても不思議な作品なんですよね」とコメント。
この言葉を聞いた関ジャニ∞・大倉忠義さんは「カップルだけど自信がない感じが出てますね」と共感。すると、ヒャダインさんは「明日の朝も愛し合うよね」の歌詞を例に出して、確認するところが自信の無さが表れていると指摘します。
また、ヒャダインさんはサビのメロディーに緩急をつけ、ファルセットを際立たせていると曲について解説を加えました。
■堂本光一「A面超える曲を作ってやる」と出来上がったメロディーが『愛のかたまり』
KinKi Kidsというと山下達郎さんなど数々の有名ミュージシャンから楽曲提供をされて歌うことが多いアーティスト。
そのことを踏まえ本間さんは「KinKi Kidsという存在が自作曲を出すっていうことは、イコール、山下達郎とかと肩を並べなきゃいけない…。達郎さんと肩を並べる覚悟を持ってやらなきゃいけないっていうこと。やっぱり、だいぶストイックに勉強したんじゃないかな。知り合う人から全部吸収していったんじゃないかなって思うんですよ」とコメント。
また、番組ではKinKi Kidsが以前番組に出演した時の映像を紹介。この時、光一さんは、"今は大好き"としつつ「Hey!みんな元気かい?」について当時は曲を理解できなかったことを明かします。
続けて光一さんは「KinKi Kidsはドラマチックでメロディが綺麗なものを歌った方がいいじゃんっていうような反骨精神があった。そこで、A面超える曲を作ってやるって思って作ったのが『愛のかたまり』」とA面に負けない曲を作りたいという思いが曲に反映されていると語りました。
■「愛のかたまり」の解説に反響
今回の放送について、ネット上では「愛のかたまりの、光一さんのメロディーの美しさを説明してくれてた嬉しい」「関ジャムのKinKi Kidsやばい!愛のかたまりが作詞・作曲それぞれの観点から分析されてる!もっと聞きたいんですけど!」「名だたる作詞家・作曲家と肩を並べてリリースしなければならないから、ふたりがめっちゃ真剣に取り組んで学び吸収したことが伝わる。と、コメントしてくださったことが、1ファンとして嬉しい」などのコメントが上がっています。
歌詞、曲、そして"有名なミュージシャンと肩を並べるという覚悟を感じた"などという多角的な視点から「愛のかたまり」を解説するトークは興味深く、聞き入ったという人は多いのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)