ジャニーズの人気グループ・King & Princeのコンサートが10月9日から3日間にわたって生配信されました。無観客ながらも本物のライブと変わらない全力のパフォーマンスに、画面越しのティアラ(King & Princeファン)も大いに盛り上がり、Twitterでは「#キンプリランドファイナル」がトレンド1位を獲得しました。
■コロナの影響で無観客ライブ配信へ
キンプリの3度目のツアーとなる「King & Prince CONCERT TOUR 2020 ~L&~」。
9月から11月に全国9会場で開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で無観客のライブ配信に変更され、10月9日~11日の3日間5公演が横浜アリーナからJohnny's net オンラインで生配信されました。
ツアータイトルの「L&(読み:ランド)」とは「King & Princeの居る場所、みんなで楽しめる場所」という意味。陰鬱な世の中に明るい希望を灯そうというコンセプトのもと、セカンドアルバム「L&」(9月2日発売)を中心に約2時間半にわたって全30曲(アンコール含む)を披露しました。
■キンプリ学園コントに話題集中
特に話題を集めたのが、5人が演じた学園コント。
キンプリ学園の「モテ部」に所属する岸優太さんが、新入生の永瀬廉さんをあの手この手で勧誘するストーリーで「モテ3(スリー)」として奇抜な衣装で登場するのが神宮寺勇太さん・髙橋海人さん・平野紫耀さん。
モテ部全員がクセの強過ぎるキャラで自由奔放にボケ散らかすため、1人でボケを拾いまくってツッコミを続ける永瀬さんに対して、回を追うごとに同情と称賛の声が集まる展開になりました。
しかし、コントの奇抜な衣装のまま美しいバラード「宙(SORA)」(2019年3月発売『君を待ってる』のカップリング曲)を歌う場面では、ネットが大きくザワつく事態に。
ネット上では「このままでいいの?」という歌詞に掛けて「この衣装でいいの?」というツッコミや「めっちゃシュール」と動揺する声が続出。一方では「今年だからこそのスペシャル演出で大いに笑わせてもらったので私は好き」など楽しめたという声もあり、受け止め方はさまざまのようでした。
■岸優太、ライブ配信で痛恨のミス…!セクラバ「岸くんはセクシー育ち」と愛されキャラ発揮
各公演ともエンドロールが流れた後に、King & Princeのファンクラブ会員限定で「アンコール」が配信されました。
ツアーTシャツ姿で再びステージに登場し、各公演交替で1人が挨拶。キンプリのライブで必ず最後に歌われる大切な曲「King & Prince, Queen & Princess」で感動のフィナーレを迎えました。
ところが11日昼公演では、この回を担当した岸さんが曲紹介で「King & Prince・・・& Queen & Joker」と言ってしまい、歌い始めたものの全員笑いが堪えきれなくなり、曲を止めて歌い直す事態に。
永瀬さんが「Sexy Zoneの曲やろ(笑)」とツッコミを入れた通り、Sexy Zoneのバックを長く務めていた岸さんは「King & Queen & Joker」(2014年発売)と混同してしまったようです。
このアクシデントは「岸くん曲名ミスってアンコ止める(笑)」などネットで瞬く間に拡散されました。
しかし岸さんファンから「岸くんはセクシー育ちゆえ、曲名で『King&』まで聞くと身体が勝手にKQJモードになってしまうので許してあげてください」とフォローが入ると、このニュースを聞きつけたセクラバ(Sexy Zoneファン)からも「岸くんはセクゾ育ちだから」と支持が集まる展開に。
ティアラからも「最後まで笑いをありがとうね!!」とコメントされるなど、結果的に岸さんが愛されキャラを発揮するかたちになりました。
「同じ空気を吸いたかった」「次は直接会おうね」と何度も口にしながら素晴らしい「L&(ランド)」を見せてくれたメンバーに向けて、ファンからは「全力のパフォーマンスちゃんと届いてるよー」など感謝のメッセージが多数ネット上に綴られました。
「最高でした。次は絶対会いにいく」と綴ったティアラの願い、早く実現させたいものですね。
(文:アイドル担当ライター このはな)