1月5日放送の「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」(TOKYO FMほか)。木村さんは、2月に放送予定の「輝き続けるキヨシロー」(BSフジ)の話題に触れ、忌野清志郎さんから提供されたソロ曲「弱い僕だから」のエピソードを語りました。
木村「わぁ…温かい歌だな」。忌野清志郎の優しさが滲む楽曲のエピソード語る
アルバム「Go with the Flow」の発売を1月8日に控えたこの日。番組では、アルバム収録曲の「弱い僕だから」について、リスナーからのメッセージが紹介されました。
「弱い僕だから」 は、SMAPのアルバム「SMAP 011 ス」で発表された木村さんのソロ曲。1997年のドラマ「ギフト」(フジテレビ系)で共演した忌野さんから楽曲提供されたものです。
メッセージを寄せたリスナーは、58歳で逝去した忌野さんの追悼ライブに木村さんがサプライズ登場したことにも触れ、「清志郎さんとの深い絆を感じます」と胸を熱くしている様子。
木村さんは、「(ドラマ)を撮影していた頃、SMAPでアルバムを作りますと。ソロ曲はどうしようと思っていたら、清志郎さんが『まだ音源にしてない曲あるけど、いる? 今度、録って持ってくるね』って…」と、当時を振り返ります。
そして、「たぶん、ご自身で録音ボタンを "カチャ" って押したんだろうなっていうカセットテープ。(歌う前の咳払いも入って)、清志郎さんが『弱い僕だから』を歌ってくれて。わぁ、温かい歌だなと思ってやらせてもらったんです」と明かしました。
木村「忌野清志郎さんのDNAを強めに」。一発撮りのセッションに挑む
今回、アルバム「Go with the Flow」に再録された「弱い僕だから」には、忌野さんのソロ時代からの相方・三宅伸治さん率いる "三宅伸治BAND" が参加しています。
木村さんは「忌野清志郎さんていう母体から生まれた曲なので、今回は忌野清志郎さんのDNAを強めにしたかった」と話し、こだわりを見せました。
再録レコーディングは、楽器ごとにバラ撮りする楽曲制作が主流の今には珍しく、メンバー全員で一斉に臨む「一発撮り」だったそう。
木村さんは、「『じゃあ、行きますか。レッツゴー!』で始めて、そのテイクで『一回聴いてみようか 』って三宅さんが言ってくれて。そして『OKなんじゃない?』って……本当に一発撮り。セッション!っていう形の『弱い僕だから』をやらせていただきました」と、スタジオの様子を説明しました。
木村さんが語ったレコーディング風景は、2月16日の「輝き続けるキヨシロー」(BSフジ) で独占放送される予定で、BSフジのYouTube公式チャンネルでは、予告編として一部が公開されています。
"今"の木村が歌う「弱い僕だから」
番組では、アルバム「Go with the Flow」収録の「弱い僕だから」をOA。発表から長い時を経て、木村さんの歌唱には深みが増し、積み重ねてきた奥行きを感じさせる見事な楽曲に仕上がっていました。
ネット上には、「セッション!めっちゃ貴重やんこれ」「今の木村拓哉が唄う『弱い僕だから』いいね…何か泣けたよ」「『Go with the Flow』でのセッションは今の木村拓哉だ…厚くなってる その『弱さ』が違ってきてる」「ハーモニカも木村くん」「忌野清志郎さん ありがとう」との反響が上がり、多くのファンが感銘を受けたようです。
番組冒頭での書き初め「おめ言葉」で、今年の目標を「挑」とし、「ラジオとは違うマイクの前に立つことも含め、いろいろな現場や作品に全力で挑んでいきたい」と抱負を語った木村さん。
本格的なソロアーティスト活動の年となる2020年の活躍に、期待が高まりますね。
【番組情報】
木村拓哉 Flow supported by GYAO!
http://radiko.jp/share/?t=20200105113005&sid=FMT
輝き続けるキヨシロー(BSフジ)
http://www.bsfuji.tv/imawanokiyoshiro/index.html
(文:MAIKO)