12月28日放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)では、木村拓哉さん、濱田岳さん、福原遥さんがVTRで登場。木村さんが自分の背中を押してくれた故・ジャニー喜多川さんの言葉を明かし話題を集めました。
■木村拓哉にとってもジャニー氏は大きな存在?「YOUやっちゃいなよ」から学んだこと明かし話題
年始2夜連続特別ドラマ『教場2』から
木村拓哉さん、濱田岳さん、
福原遥さんが出演❣️"教場"に引っ掛けて、これまでの
芸能界人生で培った"学び"と"教え"を
テーマにお話を聞かせてもらったよ😊お三方が芸能界で学んだこと、
尊敬する先輩とは❓✨7時20分過ぎ放送予定!#めざましテレビ pic.twitter.com/yLFMkJfyNC
— めざましテレビ (@cx_mezamashi) December 27, 2020
今回、番組のインタビューに応じたのは来年の1月3日・4日に2夜連続で放送されるドラマ「教場Ⅱ」に出演する木村拓哉さん、濱田岳さん、福原遥さん。
芸能界で学んだことについて質問が及ぶと木村さんは「はい!」と手を挙げて「午後だろうが、午前だろうが現場に入れば『おはようございます』」とコメント。
この回答に対して、インタビュアーの鈴木唯アナウンサーは「確かに芸能界ならではですね」と納得していたところ、木村さんは「そこそんなに広げてもらう感じじゃなかったんです。『違う答えにしなさい』みたいな(言ってほしかった)」と指摘します。
すると、鈴木アナは退校届を取り出して「君にはここを辞めてもらう!」と劇中での木村さんの決め台詞を再現しますが、ここでも、木村さんは機転をきかせて「今、ください!」とボケて鈴木アナを翻弄しました。
そして、木村さんは、芸能界で学んだことについて「『YOU、やっちゃいなよ!』って言われたら、やるべきなんだなって…。ステージに出る予定ではなかったんですけど『出ちゃないなよ』って(ジャニー喜多川さんから)言われて出たのを覚えています。お客さんっていう存在をステージに立つとものすごく感じるので、お客さんがいてくれて初めてステージが成り立つんだなっていうのは『やっちゃいなよ、出ちゃいないよ』って言われて、なんかすごくわかりやすく感じられたなって思いますね」と語りました。
■木村拓哉が今でも胸に刻む緒形拳さんの言葉とは?
話題が変わり鈴木アナが「先輩から教えられて今でも守っていること」について尋ねると、木村さんは「ある撮影で、ものすごい激しくぶつかり合うシーンだったんですけど、大先輩がすっごい優しい笑顔で『木村、楽しいか?』(と質問してきたから)『楽しいです』って言ったら『なら良かった』それだけです」と2006年に公開された映画「武士の一分」で共演した故・緒形拳さんと交わした会話を回顧します。
続けて、木村さんは「ものすごい激しいぶつかり合いだったので楽しいというワードが出てきそうにもないようなシーンを今、撮ってたんですけど、その方が僕に向かって言ってくれたのは『楽しいか』っていう…。どんなシーン、どんな内容、どんな作品であったとしても、現場で自分が参加している以上、やっぱ楽しんでやってないと良いものはできないのかなって。僕はその仰ってくれたワードを結び付けて、今の自分の解釈にしてるんですけど」と今でも緒形さんの言葉を大切にしていると明かしました。
今回の放送について、ネット上では「木村拓哉さんやっぱりいいなあ。ジャニーさんとか緒形拳さんとか素敵な方々からの学びが木村さんの中で生きてるんですね」「ジャニーさんの話、やっぱり拓哉くんにとってジャニーさんの存在って大きいんだね」「木村拓哉×鈴木アナ、毎回毎回、最高なんだけど。ジャニーさんと緒方拳さんの教えを胸に……。45分の全編を見せてください、おねがいしますよ〜」などのコメントが上がっています。
木村さんの背中を押したジャニーさんの言葉、そして、撮影現場で「楽しいか?」と問いかける緒形さんの言葉がどちらも素敵でしたね。
(文:かんだがわのぞみ)