12月1日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)は、ゴスペラーズ、安倉さやかさん、今井マサキさんをゲストに迎え「声」について徹底解説。ボイストレーナーの安倉さんが関ジャニ∞のメンバーの声質を診断する場面が話題を集めました。
ボーカリストの「声」を4タイプに分類
ゴス兄さん❤️今井さん❤️そしてなんと"今夜の関ジャムは!"の声の主、小野寺さん❤️沢山のコメントやタグ本当にありがとうございます😊スタッフの皆様とも撮りたかった。制作のお一人が編集中にミックスボイスを完全に聞きわけ、正確に歌詞にマーカーしてる事に爆笑しました。勝手に育ったYさんに拍手👏 pic.twitter.com/VNHzN2ndMZ
— ボイストレーナー 安倉さやか (@SayakaYasukura) December 1, 2019
「声」をテーマにしたこの日の放送では、地声と裏声の使い方によって『プル・フリップ・ライトチェスト・ミックス』の4タイプに分類。それぞれのタイプの特徴は以下の通りとのこと。
①『プル』
裏声がほとんど無く、高音も地声で出すタイプ
②『フリップ』
地声と裏声の境目がはっきり分かれているタイプ
③『ライトチェスト』
ほぼ全てに裏声が含まれているタイプ
④『ミックス』
地声と裏声の境目がほとんど無く、その切り替えが自然に出来るタイプ
この分類はボーカリストだけでなく、一般の人にも当てはまるそうで、それぞれのタイプに適したボイストレーニングが必要とのこと。また、『ライトチェスト』『ミックス』の中間のように2つのタイプを兼ね備えた声質を持っている人もいるそうです。
数千人を教えてきたというボイストレーナーの安倉さやかさんによると、声の高低は「大体ですが、体型で分かる」と解説。
安倉さんによると、背の低い人は高音が出やすく、背の高くて骨格がしっかりしている人は声帯も長く低音が出やすいとのこと。
関ジャニ∞の声質を診断
実際に丸山隆平さんが安倉さんのピアノ伴奏に合わせて、地声と裏声で歌ってみてタイプを診断してもらうと丸山さんのタイプは『パーフェクトミックス』とのこと。
高身長で高音が苦手という大倉忠義さんにもあえて高音を出して歌ってもらうと『パワフルなミックスボイス』と診断が。
続けて、安倉さんは村上信五さんを『ややプル気味だけどミックス』、安田章大さんを『完璧ミックス』とそれぞれ診断。
この流れで診断の最後となった横山裕さんは「自分を知りたくない!」と消極的になり、診断を断ることに。
しかし、関ジャニ∞のメンバーには『ミックス』が多いことが判明し、安倉さんは「(関ジャニ∞は)レンジの幅の広い楽曲が出来る」と称賛しました。
また、村上さんは自分が『ミックス』だと診断されたことで「メインボーカル来るんちゃうか!」と喜びを爆発させます。ちなみに安倉さんによると、村上さんの「なんでやねん!」という声の張り上げ方でも『ミックス』だと分かると解説。普段の声を聞いただけでも診断が出来るというボイストレーナーの凄みを見せました。
「声」をテーマにした内容に反響
放送を見た人からは「メインボーカル来るんちゃうんか!?連れてってくれてありがとうって嬉しそうなひなちゃんかわいい」「村上信五くんメインボーカル絶対できる声でしょ」「エイトはやっぱり声の基礎がプロだよね(当たり前笑 声量も表現力もあるから心に刺さる歌が歌えるんだよね」などのコメントが上がっています。
今回の放送は「声」に着目した新しい切り口で、関ジャニ∞ファンのみならず興味深い内容だったのでは無いでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)