5月24日、堂本剛さんがジャニーズ公式YouTubeチャンネル「Johnny's official」で動画「Smile Up ! Project 〜『書・心と共に』〜堂本剛」を配信。剛さんが「書」をかいたり、ソロシングル曲「街」を披露したりして話題となりました。
■堂本剛が『心を落ち着かせるアクション』を提案?
黒いシャツを身にまとい、少し髭を生やした姿で登場した堂本剛さん。冒頭では「医療従事者の方々をはじめ、今の社会を支えてくださっている全ての皆様に心より感謝申し上げます」とゆっくりと語りかけるように挨拶。
続けて、新型コロナウイルス感染症予防のため"お家時間"が増えている現状や、大変な中でも仕事をしているのにも関わらず、厳しい言葉をかけられ心を痛めている人を気遣いました。
そして「ストレスを抱えることで、人から悲しい気持ちにさせられてしまう瞬間というのも増えているように思います」と前置きをして、「心を落ち着かせるアクション」を提案します。
剛さんが提案したのは"思いを込めて、書をかく"ということでした。書をかくことで「心の揺れを鎮めてくれて、自分というものを忘れないように自分自身が生活できるようにそんなものになると思う」と率直な思いを口にします。
"お家時間"が過ごせるのも、社会を支えてくれている人のおかげだということを改めて優しい口調で語った剛さん。この機会に、自分を支えてくれる人、家族、大切な人などへ、思いを込めて「書」をかいて欲しいと呼びかけました。
■堂本剛が書いた文字とは…?
筆をとった剛さんが書いたのは「心」という文字。これについて「心ある皆様の行動だったり、お言葉だったり、お気持ちだったり…。そういったものが必ず明るい未来へと繋がりますように」という思いを込めて書いたそう。
続けて「心を一つにして、心を穏やかにして、心を強く優しく持って、支え合って、今のこの時を乗り越えていけたらいいな」と噛みしめるように話します。
さらに「みなさまの胸には、どんな文字が浮かんだでしょうか」と、コメントを締めくくりました。
■"優しさのかたまり"すぎて歌声が「染みる」と話題
動画には、コメントの後に続きが。剛さんが弾き語りで「街」を披露しました。この曲の作詞・作曲は、剛さんで、剛さんの初めてのソロシングルです。
自分を見失わず、夢、愛、人の痛みを忘れずに生きて欲しいなどというメッセージ性の強い1曲は、ファンにとっても思い出深いものとなっています。
この曲を出すとき、剛さんは、"アイドルらしいラブソング"を求められたそうですが、剛さんが歌ったのは、正反対の歌詞。今までの"アイドルっぽい"という殻を破ったことで、ファンには、いい意味で衝撃を与えたようです。
この曲が世に放たれてから、KinKi Kidsのライブや、堂本剛さんのライブでも歌われ、大切にされてきました。今の状況で、心が洗われるようなこの曲をチョイスしたことで、またしても多くのファンの心を打ったようです。
ネットでは「心が浄化されるような歌声。こんな時代だからこそ、この曲の歌詞を噛みしめて強く優しく生きていきたいですね」「芯があり力強いのに 儚く優しさに包まれた歌声 このいまの剛くんの『街』に涙が止まりません」「剛くんの『街』って曲に何度も救われてるけど今この時期に聞くと余計に染みる」などの声が上がっています。
突発性難聴を患っている剛さんは、これまでイヤホンをして歌うことが多かったのですが、今回の弾き語りでは、久しぶりにイヤホンなしで歌う姿を披露しました。この姿にも安心したファンは多かったようです。
今回の動画を通して、心を強く、支え合うことの大切さを訴えた剛さん。以前、ジャニーズ公式YouTubeチャンネルで、KinKi Kidsの「愛のかたまり」の替え歌、「家のかたまり」を披露した堂本光一さんに続いて、今回の剛さんの歌声も素敵でしたね。まさに"優しさのかたまり"だと感じたファンは多いのではないでしょうか。