7月2日、ロックバンド・スピッツの草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」(TOKYOFM)が放送。草野さんがライブ中の観客の耳栓について言及し、注目を集めています。
■スピッツ草野マサムネ、賛否飛び交う【ライブ中の耳栓】論争に言及!
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
【NWOBHMで漫遊記🗺️】
1980年代初頭に興ったムーブメント『NWOBHM』
オールドウェーブなハードロックバンドのサウンドとは一線を画し
パンクロックのフィルターを通過した英国メタルバンドを中心に漫遊🎶📻https://t.co/72tHGiV90q pic.twitter.com/JiwKTUOjC9
— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) July 2, 2023
オープニングトークで草野さんは「ライブやコンサートでお客さんが耳栓を着けることについてどう思いますか」との質問に言及します。
「これさ、昔ではちょっと考えられなかったよね。アーティストに失礼かもとか考えちゃって」と草野さん。
確かに、昔はライブ中に耳栓をするというのは聞いたことがありませんでした。
また、耳栓をしたくてもアーティストや周囲に失礼なのではないかと考え、なかなか使用できないケースも。
しかし、今では耳を守るために耳栓をしている人も多く、草野さんも「今ではもう耳栓普通になりつつありますよね」と肯定的。
しかも、スピッツはツアーグッズで耳栓も売っていると言います。
公式が「耳栓OK」としているので、ライブ中も安心して耳栓が着けられますね。
■草野マサムネが教える、耳栓の“耳を守る”以外のメリットとは
さらに、草野さんは「実はね、この耳栓、耳を守る以外にメリットありまして」と、耳栓のメリットについて説明。
そのメリットとは「音がデカいバンドの場合は特に、バンドのアンサンブルとか全体像がすごく分かりやすくなったりする」というもの。
草野さん自身「正直言うと俺もね、昔からギターソロの時とかはね、耳を抑えて聴いてたりしてたんですよね。フレーズがすごく分かりやすくなるので」と、耳を抑えながら音を聴くことがあると言います。
今のアーティスト側の意識について、「演奏している側も、そういう耳栓に対する意識っていうのはアップデートされてるアーティストが増えてるだろうなと思う」と草野さん。
そして「耳栓してるお客さんがいても気にならないどころか、多分今だとかえって意識高いお客さんだなと感じる人もいるかもしれないね」と、耳栓をしているからといってマイナスイメージは持たれないと語りました。
■草野マサムネの意見にリスナーも安心「本当にありがたい」
最後に「もちろんね、耳栓なくても全然平気という人は、そのままお楽しみください」と、耳栓を使わない人のことも気にかけてくれた草野さん。
今回のトークに対し、ネット上では「本人がそう言ってくださることで安心して使用できる人がたくさんいるよね」「私も8年ほど前から耳栓使ってる。ライブ後の不調がなくなった。今や必須」「耳が弱くて悩んでた事あったから、スピッツのグッズとしてイヤープラグがあるのも本当にありがたい」との声が上がっています。
ロックなど音量が大きいライブは、会場の作りによっては音が割れて聞こえたり、スピーカーの近くの席だと耳が痛くなったりしてしまうもの。
そんな時、耳栓があれば安心して音楽を楽しめますよね。
草野さんが言及してくれたおかげで、ライブ中も安心して耳栓を着けられるようになるファンも多いのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)