6月17日放送の『堂本剛とFashion&Music Book』(bayfm78)では、リスナーのさまざまな悩みに剛さんが寄り添う場面があり、剛さんの温かい言葉がファンの間で話題になっています。
(画像:時事通信フォト)
■堂本剛リスナーに寄り添う「人の意見を聞きすぎて自分の意見や声を聞く時間を保てなかった…」
番組では、リスナーから届いたメッセージを紹介。
そこで、家族や仕事など、さまざまな悩み抱えたリスナーからのメッセージを読みあげた剛さん。
まず「色々メッセージを読んでいても、自分の気持ちを自分に教えてあげる時間をいっぱいつくることが大切かなと思うんですよね」とアドバイスします。
続けて、「人の意見とかを聞かない、わがままな人間になるのではなくて、人の意見を聞きすぎて自分の意見や声を聞く時間を保てなかった、そういう人達のお話だなと僕は思っているので」と、メッセージを読み上げながら感じた共通印象を吐露。
というのも、メッセージには、相手や周囲の気持ち、自身の置かれた環境についてなど色々と考えてしまい、自分の気持ちが揺れ動いてしまうというような内容のものが幾つかありました。
そのため、「自分がどうしたいのかっていうことを自分に問いかける時間をいっぱい作って。で自分で決めたら良いと思いますが…」と、自身の心とじっくり向き合うことを勧めた剛さん。
…とは言っても「すごい難しいなぁと思います」と、それが意外と簡単ではないとリスナーに寄り添うように呟きました。
■KinKi Kids堂本剛「後遺症と戦う未来が来る」不安な日々を回想
その後、「僕自身耳を壊した時もそうですけど、このまま過ごしていけば後遺症と戦う未来が来るんだろうなぁって…」と自身もさまざまな思いを巡らせた時のことを振り返った剛さん。
「その時は家族の愛ですごい救われたし、応援してくれる人の愛にも救われたし。大変な日も多いから、愛を持ってレコーディングとか頑張るしかないし頑張るけど…」と当時の状況を話します。
どうやら、剛さんも不安を抱えながら多くの人の助けで、当時どうにか頑張れていたという状態だったようです。
それでも「その時も、聴いてくれる人のことを想えば頑張れるし…とか、自分も音楽が好きって事を知っているから、そんなことに時間使うよりも音楽やりなさいって自分に思えるし…っていうふうにやってきたなぁ」とコメント。
自身の心を向き合った末に、とにかく好きな音楽をやることを選択していた剛さんでした。
■堂本剛の前向きで温かい言葉にファン救われる
そんな風に自分の苦しかった過去を思い出しリスナーの状況と重ね合わせたことで、多くの人が葛藤しながら、逞しく生きていると感じた剛さん。
「みんな優しいからこう思うんだろうなぁっていうのは同時に伝わってくる」とリスナーを思いやりながら、最後は改めて「自分のことを大切にしてあげてほしいなぁと思います」と願いを口にしました。
これらの話に対し、ネット上では「誰かの視線、声、価値観色々気にして悩んで身体が重くなってしまうけど、最終的に自分の声を聞くのはとても大事だよね」「自分の心の声を聞いてあげる時間、少し自分と向き合う時間を作るべきですね」「今夜も前向きになれる言葉をたくさんありがとうございました」などと反応。
剛さんの言葉に癒し励まされたリスナーが多くいました。
今回もリスナーの心情に寄り添い続ける剛さんが印象的でしたね。
自分の中で答えが決まっていても、そこに突き進めず悩んでしまうという人は多いもの。
そこを「難しい」と理解し、「みんな優しいからこう思うんだろうなぁ」と温かい言葉をかけていた剛さんが素敵でした。
【番組情報】
堂本剛とFashion&Music Book
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(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)