4月22日に放送された『堂本剛とFashion&Music Book』(bayfm78)では、剛さんがパニック障害に苦しんでいた時に言われた言葉や助けてくれたものを明かす場面がありました。
(画像:時事通信フォト)
■堂本剛、仮病とまで言われた【パニック症】
今回番組では、リスナーから募集した「あなたの部屋のテーマとこだわり」を紹介。
その中で、天井は空、壁は海、カーテンはかもめ柄と、「空と海」をテーマにした環境にしているというリスナーからメッセージが。
これに、剛さんは、空と海は果てしないものであり、世界と繋がっているもの、そして自分の知らない人達が住むその場所に繋がっているものであるとして、「そういうものが部屋の中にあるということで、気持ちも無限大に大きくなれるじゃないですか。だからすごく良いアイディアだなと思いました」と反応します。
そこで「僕自身も空を見上げている回数は多いし」と言うと、「僕がパニック症になった時なんかっていうのは、仮病とかも言われたし、しんどいフリしてるとか」と、理解してもらえなかった時に掛けられた言葉を明かしました。
■堂本剛「すごく救われたから」パニック障害発症時に助けてくれたのは…
「今はこうしてラジオで色んな自分の胸中を話せる」としている剛さんですが、当時は「そういうものが世の中に浸透してなかったから。そういう人たちは沢山いたけど声に出せるっていう状況じゃなかったから。皆隠さなきゃ社会で仕事できなかったっていうのがあるんだろうな」と時代や環境の変化を振り返ります。
そして「そういう時に助けてくれていたのが僕にとっては空だったんですよね」と告白。
続けて、「僕の今の気持ちをわかってくれてる人、ファンの人、会社の人もわかってくれてる人はわかってくれてるだろうと自分に言い聞かせながら、空を本当によく見ていた。で、空を見てるとすごく救われたから」と回想。
「だから、やっぱりコロナ禍でファンの方々応援してくれる人達、みんな不安だろうなと思って、毎日空を見てみんなと意識的に繋がるっていうことをやって毎日過ごしてる」と打ち明けます。
これは「現実的には手と手を取り合って繋がったわけではないけど、今僕があなたのことを想って空を見てますよってリアルタイムで伝えているわけではないけど、繋がった気がするというのがとても大事」と話しました。
■KinKi Kids堂本剛「空を見てる」理由にファンから悲痛の声
この話にネット上では、「あの若さで仕事や生活する環境にいるのが苦しく、唯一空が救いになったという言葉は何度聞いても切なくて胸が痛くなる」「なんでパニック症を仮病なんて言うんだろ…あんなに苦しいのに…」「当時ひどいこと言われたんだな…ひどすぎる…」と剛さんの置かれていた状況に心痛める声や「空を見上げて私もツラい時剛くんを想って頑張って1人で生きてます」「今日も素敵なラジオをありがとうございました 空のお話が心に響きました」と、剛さんの「空は繋がっている」という言葉に励まされたという声もあがっていました。
剛さんが生きづらさを感じていた時の話を聞くと、毎回胸が苦しくなってしまいますね。
それでも、剛さんが打ち明けてくれたこと、そして多くの方の苦しみに思いを馳せてくれることで、救われている方が多いであろうことを改めて感じることができたのではないでしょうか。
【番組情報】
堂本剛とFashion&Music Book
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20230422220000
(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)