4月2日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、BUMP OF CHICKEN・藤原基央さんがVTR出演。藤原さんは音楽活動を続ける原動力になったエピソードを明かし、話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■小林壱誓が藤原基央に聞きたかったこととは?
今夜の #関ジャム は
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— 関ジャム完全燃SHOW【公式】(テレビ朝日系) (@kanjam_tvasahi) April 2, 2023
BUMP OF CHICKENを特集することになった今回は、バンドのフロントマンで楽曲の作詞・作曲を担当する藤原さんにロングインタビューを実施。
BUMP OF CHICKENに影響を受けたと語る緑黄色社会・小林壱誓さんは「バンドが27年続いて、時代と共に音像を変えながら若い世代にも真っ直ぐ届くような楽曲を創作し続ける理由や根幹、エネルギーの源は?」と藤原さんに聞きたかったことを明かします。
■「原動力はずっとそれです」BUMP OF CHICKEN【藤原基央】の核心にファン号泣
スタッフが小林さんに代わりメッセージを伝えると、藤原さんは洋楽のコピーバンドがから始まり、初めて日本語で歌詞を書いた曲が「ガラスのブルース」だったエピソードを紹介。
この曲が完成した時、地元の友人に聴かせる機会があった藤原さんは「聴いてもらったら『いいじゃん、いいじゃん』とかじゃなかったんですよ。聴き終わった後に『もう1回巻き戻しして』って言われて…。それで巻き戻しして聴いてもらって、6分以上あった曲をしっかり最後まで聴いてくれて目とか閉じて、『お前こんなこと考えてたんだな』みたいなこと言うんですね」と当時の記憶を回顧。
藤原さんによると、「『お前こんなこと考えてたんだな』って言ってきて、『俺、将来こういうことやりたくさ』とか、その後自分語りというか、自分の普段話さなかったそいつのすごいデリケートな話とか急に始まったりして、そういうのが何人かあって『何だこれ!?』みたいな。何人かあったんですけど、共通で言ってくれたのが『お前こういうこと考えてたんだ』っていう台詞で」と、曲を聴かせた友人から決まって同じことを言われたとのこと。
そんな藤原さんは「何なんだろうなこれって思ってたんですけど、そのうちにわかったんです。『伝わるってこういうことなんだ。これが伝わるってことなんだな』って、原動力はずっとそれです。やっぱり自分が曲を書いて歌にして、4人で演奏して世の中に届けた時誰か受け止めてくれるんですね」と音楽活動を続ける原動力について言及。
また、藤原さんは「そういう人がライブ来てくれるわけじゃないっすか、鼻水とかすごい人いるんですよ、泣いて。最前列で暑いだろうに、スーツにネクタイとかの人もいるんですよ。でも、誰よりも拳を振り上げてガンガンにノッてるとか、俺の何かが伝わって、この人はこの人の何かを俺に伝えてくれてるって思うんですね。そういう熱量だったり眼鏡曇っちゃってるぐらい泣いちゃってて、じゃあ 眼鏡しない方がいいじゃんぐらいになってるヤツとか」と、ライブ中の観客の姿は今でも記憶に残っていることを明かします。
そのことを踏まえて、藤原さんは「それが続ける大きなエネルギーに…ガソリンになってるのかなみたいな感じはしますね」と、聴いてくれる人の反応が原動力と改めて力説しました。
今回の放送にはネット上で、「藤くんインタビューの「伝わるってこういうことなんだな」のくだりで号泣」「藤くんの『伝わるってこういうことなんだ』の想いが優しすぎて、同じ時代を生きられてよかったと心から」「伝わるってこういうこと原動力はこれですガラスのブルースの時から根本は何も変わってない人なんだなぁ」などのコメントが上がっています。
曲を通じて何かを受け取ってくれた人の反応こそが音楽活動の原動力になっているという藤原さんの話が素敵でしたね。
【番組情報】
関ジャム 完全燃SHOW
https://tver.jp/episodes/epm3tkems9
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)