3月13日、音楽系YouTuber・みのさんのYouTubeチャンネル「みのミュージック」では、ゲストにGLAY・TAKUROさんを迎えてトーク。TAKUROさんがGLAYメンバーに対する思いを明かす場面があり、注目を集めています。
(画像:時事通信フォト)
■GLAY・TAKUROが芸人をリスペクトするワケ「日本のロックミュージシャンにはなかなかない姿勢」
TAKUROさんの3rdソロアルバム『The Sound Of Life』を中心に、TAKUROさんの音楽に対する考え方を深堀していく今回の動画。
ミュージシャンの政治的メッセージについての話題では、海外のミュージシャンと違い、日本のミュージシャンはあまり政治的発言をしないという話になります。
すると「ちょっとコツがあって、知恵とユーモアだと思うんですよね」とTAKUROさん。
ミュージシャンが政治的メッセージを発信することについて、「何かこう難しいことを言うんだったら、少なくとも最低限いろいろ学んで、自分なりの意見を固めて、そこに砂糖をまぶすなり、ユーモアでくるめるなり、そうしたら立派に音楽は応えてくれる」と言います。
そして「僕今、すごい芸人さんが好きで、お笑いが好きすぎて」と、お笑い芸人の話題に。
TAKUROさんは「なんでこんなに好きなのかなと思うと、彼らはそれこそ時事ネタ含めて、言いづらいことをユーモア含めて突破してるんですよね」と、芸人の魅力を語ります。
そして「それは、ちょっと悲しいけれども、今の日本のロックミュージシャンにはなかなかない姿勢なんじゃないか」「逆に自分も鼓舞される。頑張らなきゃなって」というTAKUROさん。
「こうやってアイデアとユーモアで言いづらいことをズバッと言えるのかって、それはすごく勉強になって、日々学ばせてもらってますね」と、芸人から学ぶことが多いと語りました。
■TAKUROが語った【GLAYあるある】メンバーが言いそうな「ちょっと変な発言」にユルくて固い結束
また、TAKUROさんのGLAYとしてのバンド活動とTAKURO名義のソロ活動の棲み分けについてもインタビュー。
すると「GLAYってちょっと変なんですけど…」と言い出すTAKUROさん。
「『もうこんなポップなことやりたくない! 俺はもうスラッシュメタルしかやりたくない』って言ったら、多分他の3人も全員『やってみる?』って」「俺のスタイルじゃないって言う人がいないんで」と、GLAYはそれぞれのやりたいことを尊重するメンバーの集まりだと言います。
TAKUROさんによると、「それを下手すりゃ、明日から『漫画家集団にならない?』とか『会社起こして何かやらない?』とか、じゃあバンドは趣味でやって、あとはそれぞれでまた面白い人生が待ってるかもねっていう風になりそうな毎日なんですよ」と、それぞれが自由に行動できる土壌が整っているのだそう。
そして「その反面、それぞれ3人がものすごい優秀なミュージシャン」と、リーダーとして他のメンバーを称えるTAKUROさんでした。
■TAKUROの深すぎる音楽愛とGLAY愛に視聴者「GLAYの素晴らしさは、TAKUROさん自身の素晴らしさに起因」
他にも『The Sound Of Life』に込められた思いや、日本の音楽シーンの現状とこれからなど、音楽についての話をたっぷり聞かせてくれたTAKUROさん。
今回の動画に対し、ネット上では「長らく第一線で活躍されている理由が話し方や内容や人柄で納得しました。同じ北海道民としての誇りですね」「GLAYの素晴らしさは、TAKUROさん自身の素晴らしさに起因している、そう思わざるを得ない」「TAKUROはホントに賢いよね。それは彼が作った素晴らしすぎる数多くの楽曲からもわかる」との声が上がっています。
TAKUROさんの人柄と才能が伝わるトークでしたね。
ますますTAKUROさんの音楽と人間的魅力に惹かれた視聴者も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
みのミュージック
https://youtube.com/watch?v=3xXW8MTYFeM
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)