2月25日に放送された『堂本剛とFashion&Music Book』(bayfm78)では、剛さんがリスナーへアドバイスする中で、音楽に対しての強い想いを語る場面がありました。
(画像:時事通信フォト)
■堂本剛「めちゃくちゃ嫌いです」ENDRECHERIを始めた動機にKinKi Kidsで感じたジレンマ!?
番組では、自分を表現できるダンスに興味を持ち、職業にしたいとも考えているという大学生のリスナーからのメッセージを紹介。
そこには、剛さんに背中を押してほしい、また剛さんが表現するうえで大切にしていることを教えてほしいなどと綴られていました。
そこで剛さんは「僕は本当に作品作りをするうえでずっと言っている“自分であること”、これを誰にも邪魔されたくないっていう気持ちがなんかあるみたいです」と、まず自分が表現するうえで大切にしていることを話します。
これは、自分はもちろんのこと、各々が自分を生きていることが大前提としてあり「それがシェアできている環境が好き」なのだそう。
一方で、セパレートされることについては、「すごい嫌いです、めちゃくちゃ嫌いです」と主張します。
というのも、例えばライブを行うにしても、ミュージシャンはミュージシャン、ダンサーはダンサーと切り離されることがあり、そこに剛さんは抵抗があるとのこと。
それは「僕の中には順位がない」からなのだとか。
「踊ることが好きで楽器、演奏することも好きで、歌することも好きで全部が好き。見てるのも好き。聴くのも好き…だから一緒なんです。だからENDRECHERIという世界が誕生したんです。セパレートしたくないから。空で言うと天井を決めたくないというか、行き止まりがなくていい、セパレートがなくていいということです。そういう世界を実現したくて、ENDRECHERIというものを始めました」とコメント。
剛さんは人同士が理解し尊重し合えて、不必要なセパレートをなくす世界を目指してENDRECHERIの活動を行っているようでした。
■堂本剛、ダンサーを目指すリスナーにエールを送る中で、音楽への強い意志と覚悟を見せる!
その後、剛さんは「ENDRECHERIにもダンスチームがいますし、色んなダンサーさんと話をしていく中で感じることっていうのは本当に大変なんだなって思ってます。本当に簡単なことじゃないです。でもこれはミュージシャンもそう。どの世界もそう」と、このダンサーを目指すリスナーはこれから険しい道のりを歩むことになると話します。
その上で、「結局は自分の気持ちが強いもの。『ダンスやりたい、踊りたい、それだけ大変な世界か知らんけどダンスやりたいねん。そこで自分っていうものを生きたいねん』っていう強い気持ちがあるんだったら飛び込んでしまえばいいと思います」とリスナーの背中を押します。
また「今はSNS色んなものがあるので」「自分をアピールすることはできると思います」と、SNSを活用してみることもアドバイス。
そこで「とにかく僕が音楽やってて良かったなって思うのは、これだけ身体を壊してでも音楽やりたいと思ってるっていう自分に出会えたことです。『あ、壊してでもやりたいねんや』って自分に思ってます。それぐらい意志が強いんだって再認識した、身体を壊して」と話す剛さん。
「また身体を壊した自分に対して向き合って付き合ってくれる人がいなくなったら音楽は辞めればいいかなとは思います。でもそういう人達がいてくれるから音楽が出来ているというのも分かるんです。だから色んな複雑な思いではあるけれども意志が強いんだなと思ったので、このまま音楽は続けたいなと思いますし、音楽を続けることで、これだけの沢山の人を救う事ができているんだなという実感があるのであれば、これはやっぱり続けるべきことだと僕は思っています。誰が何と言おうとね」と音楽に対し強い意志と覚悟を持って活動しているという自分の状況と照らし合わせて、「だからこういう決意というか強い意志がダンスってものにあるんだったら、是非飛び込んで欲しいと思ってます」とエールを送りました。
この話について、ネット上では「私も踊る剛さん、歌う剛さん、演奏する剛さん、全部好き。順位なんかない」「ENDRECHERIは分け隔てなく、ファミリーみたいなチームみたいな関係性ですよね」「身体を壊しても、壊してでも、音楽をやりたいと思う自分に出会えた事」 剛の口からはっきりそう聞けたのは良かった、そうだろうと思ってたけど そこまでの覚悟があるから、堂本剛の音楽は表現は続いてるし続く その凄さと重みを噛み締めてる」といった声があがっていました。
今回の放送では、リスナーにアドバイスを送る中で、剛さんの音楽への強い意志と覚悟を感じられましたね。
これにグッときたファンは多いのではないでしょうか。
【番組情報】
堂本剛とFashion&Music Book
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20230225220000
(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)