教授【坂本龍一】ピアニストをバッサリ「つまらないな」清塚信也 古田新太、古典を扱う表現者の不満浮き彫り

投稿日:2023/02/13 15:53 更新日:

2月12日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)に、清塚信也さんが出演。清塚さんがピアニストならではの不満を打ち明ける場面がありました。

坂本龍一

(画像:EPA=時事)

■教授【坂本龍一】ピアニストをバッサリ「つまらないな」

今回は、坂本龍一さんを特集。

スタジオには坂本さんを敬愛するゲストとして清塚さん、江﨑文武さん、ゲスの極み乙女・ちゃんMARIさんが登場しました。

番組では、ゲスト3人から坂本さんにさまざまな質問を送り、その質問に対する坂本さんの回答が紹介されました。

東京藝術大学を卒業し、ピアノ演奏にも定評がある坂本さん。

そこで清塚さんは「作曲家よりピアニストとして活動をするというお考えは無かったでしょうか?」と質問していました。

これに坂本さんからは「生まれてから一度も無いです。自分のことをピアニストだと思ったこともないし、ピアニストになろうと思ったこともありません」と回答が。

さらに「ピアノの技術は、大学受験をした18歳の頃が1番ピークで、その後は練習をしないので、演奏技術はどんどん落ちて、最近は年齢も加わって、人様にお聴かせするギリギリという感じです。ピアニストは人の曲を弾きますよね、しかも大昔に作られた曲なども。それはつまらないなと思います。僕は、ただ自分の音楽を表す1番やりやすい方法としてピアノを弾いているだけです」と答えていました。

この回答を聞いて、清塚さんが「一度も考えたこともないっていうのが結構、世間的にも…」と言うと、番組進行役の村上信五さんも「衝撃的なお答えではありましたね」と反応していました。

■清塚信也 古田新太、古典を扱う表現者の不満浮き彫り

また清塚さんは坂本さんの回答の中の「他人の曲や昔の曲を弾くだけではつまらない」という部分について、「他の人が作った曲を披露するのに興味がないってところ、実は私、めちゃめちゃ賛同できます」と打ち明けます。

そして「例えばショパンがいかに良いか、こんなに素敵な曲を作ったんだよってやればやるほど、ショパンの株が上がるんですよ!」と声高に主張。

弾きこなす自分ではなく作曲家が称えられるとします。

この不満に出演者は爆笑しながら「確かに」と納得。

改めて、清塚さんは「何でショパンが凄いって俺が言わなきゃいけないの? みたいな。すごく貧しい心ですけど」と嘆きつつ、「だから私は自分のオリジナルの曲も弾くので、それをやり始めてから、もっとそれが出るようになったというか…」と告白しました。

すると、これに古田新太さんは「これは俳優でもそうだもん。『シェイクスピアやっぱ面白いね』って言われると腹立つよね、こっちは。『「リチャード三世」が面白いんじゃなくて俺やろ』っていう」と共感。自身も舞台『リチャード三世』公演時に同じような感情を抱いたことを明かし、笑いを誘いました。

今回の放送についてネット上では、「坂本龍一特集ありがとうございました。教授の言葉を心に刻みました」「1つ1つ丁寧に真摯にお応えされていて、すごく引き込まれた1時間であっという間だった」「今日の関ジャム坂本龍一特集は余りにも金言に溢れていた」といった声があがっていました。

坂本龍一さんの回答は貴重なものばかりでしたね。

そんな中で、バラエティを忘れない清塚さんらしいコメントが面白かったですね。

【番組情報】
関ジャム 完全燃SHOW
https://tver.jp/lp/episodes/epppttqmsy

(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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