1月6日、フリーアナウンサーの古舘伊知郎さんのYouTubeチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」では、「第73回NHK紅白歌合戦」(NHK)について語る動画を公開。
古舘さんの鋭い指摘に共感の声が集まっています。
(画像:時事通信フォト)
■紅白は「NHK総体のガス抜き装置」フリーアナ古舘󠄁伊知郎が驚きの実態を告白!?
毎年大みそかに放送される「NHK紅白歌合戦」ですが、ネット上では出場歌手や企画、視聴率が批判の的になることもしばしば。
古舘さんはズバリ「ああいうこと言われること全部含めて、NHKは紅白をサンドバッグにしていいと思ってるね」と指摘します。
NHK番組での仕事も多く、紅白歌合戦では司会を3年つとめた経験のある古舘さん。
あくまで「NHK擁護派」であることを前提とした上で「それを超えて紅白っていうのは」「いろいろ言われるNHK総体のガス抜き装置として、紅白歌合戦が大みそかにデーンと存在してるんだってことに気づいた」と主張します。
さらに、紅白歌合戦が時折「オワコン」と揶揄されることに対し「紅白がオワコンだなんてとんでもない。全く終わらないコンテンツ=“オワコン”ですよ」と古舘さん流の名言で表現。
「(いろいろ)言われてナンボどころか、言ってちょうだいぐらいで、何なら」と、NHK側は紅白歌合戦の批判も折り込み済みだと分析します。
■“歴代ワースト2”と煽られる2022紅白の本当の評価とは?「おばけ数字」
2022年の紅白歌合戦は、第2部で世帯視聴率35.3%、個人視聴率でも26%を獲得し、特に世帯視聴率は2021年の第2部と比較して1%上がっていたそうです。
ところが、古舘さんによると「俺が見るかぎりにおいてはほとんど(のネットニュース)が『去年に比べて1%上がった2部は』ってのはとってないんだよ見出しに」とのこと。
多くのネットニュースが昨年の視聴率について「歴代ワースト2位」との見出しを付けており、古舘さんは「くだらないタイトル」と一刀両断します。
古舘さんは、世帯視聴率35%、個人視聴率でも20%を超えたことを「おばけ数字」と表現。
10%超えでも高視聴率と言われる時代に、紅白の視聴率は「人がいっぱい見てるってこと」の証だと言います。
そして「これだけの視聴率を稼いでいるものを、ただ批判の的にしときゃオッケーだっていうね、思考停止の方がよっぽど恥ずかしい」と主張しました。
■古舘伊知郎の紅白メッタ斬りに視聴者「古舘さんの言う通りです!」
他にも、紅白歌合戦で司会をつとめた大泉洋さん、橋本環奈さんの見事な司会ぶりについても語った古舘さん。
今回の動画に対し、ネット上では「さすが、古舘さん見抜いていますね」「毎年『もう今年の紅白は見ない』って言っててもチラ見しちゃうんですよね」「すべて、古舘さんの言う通りです!」との声が上がっています。
紅白歌合戦に対する古舘さんの考えには共感する視聴者も多いよう。
大みそかの風物詩である紅白歌合戦、何かと話題に事欠かないのはそれだけ注目されているということなのでしょう。
古舘さんの分析は引き付けられるものがありますね。
【番組情報】
古舘伊知郎チャンネル
https://youtu.be/p7Vb9-pw0Do
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)