毎週日曜日放送のラジオ番組「二宮和也 BAY STORM」(bayfmほか)。1月1日の放送では、リスナーからのお悩みへの二宮さんらしい回答が話題を集めました。
■年上との会話が続かないリスナーに「同世代としゃべてた方が分かんないことが多い」
今回、二宮さんは、『年齢の差がありすぎて職場での会話に入っていけない』というリスナーからのお便りを紹介しました。
見ている番組が違ったり、子育ての話やお酒の話に入っていけなかったりと、全く輪に入っていけないというこのリスナー。
とりあえずニコニコして相槌をうっているそうなのですが、周りの人たちにとって自分が扱いづらい存在なのではないかと懸念しているのだといいます。
職場の方に気を使わせていることを申し訳なく思っているというリスナーですが、二宮さんは逆の意見を述べました。
というのも、20代の後半にお芝居を見に行ったり飲みに行ったりした際に、一番近い年齢でも15歳上の方と接することが多かったという二宮さんは、その雰囲気に慣れていたのだというのです。
「むしろ、俺は性格上そっちのが楽だったから。そっちにずっといたんだよね」「わかんないことは、それは当然、別にそんなの同世代としゃべってた方がわかんないことが多いから、俺は」と、自分の性格を踏まえた上で、年上や同世代の方との関わり方を語っていました。
■二宮、飲みの場で気にするのは会話より食事
また、「まぁ、無理に(会話に)入っていこうともしてなかったからなぁ。あんまり自分が主役で立ち回ろうと思ったことがないから。そういう場で」とも語る二宮さん。
ドラマ撮影などの休憩中や撮影の合間も、自分から何かを発信したり、人の話を聞いて展開しようと思ったことは一度もないのだと言います。
そのため、飲みの場などでもずっと他の人の話を聞くことが多く、気にすることといえば食べ物と飲み物と帰りのことぐらいだという二宮さん。
「あとは、みんなが喋ってんのなんとなくそういう作業しながら聞いてた感じだったから。なんか話題が全然ついていけないとかって思ったことがないんだよな」と、リスナーの気持ちに寄り添うことができず頭を悩ませました。
ここで番組スタッフから「無理してね、合わせる必要っていうのもないと思いますけど」と助け舟が出ると、「ねぇ! まして話さなきゃいけない理由なんてないじゃん!」と力強く語っていました。
■無理に大人びず聞き役に
幅広い年齢層の会話の場では、若い人から色々な話を教えてもらうイメージが強いというスタッフの言葉にも、「ね。『うんうんうん』って聞いてればね。とりあえずニコニコして相槌打ってますからってそれでいいんじゃないの?」と同意する二宮さん。
「ここでいろんな話を聞いた方が、じゃあ次、自分のね、フィールドの時の話にこういう話が生きたりする可能性があるんじゃないのかな」「無理やり(話に)入ってゼロベースで話すぐらいだったら話聞いてる方がいいわよね」と、無理に大人びて会話に入っていかなくてもいいのではないかと話していました。
ネットでは、「私も年上の方が居心地いいからなぁ〜」「同年代と何話していいかわかんないのもめっっっっちゃ分かる!」「私なら聞き役に徹するかな〜」と、リスナーからさまざまな意見が並びました。
また、「言う方の立場も言われる方の立場も考えてくれる二宮くん、やっぱり好き」「大人数でいる時の二宮くんの立ち回り方が好き」と、二宮さんのアドバイスやその姿勢を称賛する声もありました。
自分の性格をよくわかっている二宮さんの立ち回りには、リスナーも納得だったようですね。
無理に会話に入らないというアドバイスにも、二宮さんらしさが感じられたのではないでしょうか。
【番組情報】
二宮和也 BAY STORM
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(文:椎七みつばち/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)