毎週土曜日のお昼1時から放送されているラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」(RKBラジオほか)。 12月24日の放送では、M-1グランプリ決勝戦が行われてから初の放送ということで、2人が大会を振り返りました。
(画像:時事)
■伊達、M-1の採点が相方の富澤とほぼ同じだった!?
イブもはじまりました! #サンドラジオショー 生放送❗
話題は富澤さんも審査員を務めた #M1グランプリ について!!
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番組では、伊達みきおさんが「随分前の話になりますけど」と前置きしつつ、18日に行われたM-1グランプリの話題を出します。
富澤たけしさんは審査員として、伊達さんは後輩芸人何人かとテレビ前で見ていたそうです。
毎年、伊達さんは“自分なり”の点数を出しており、放送で点数が発表される前に富澤さんに向けてショートメールを送っているようですが、伊達さんの出した点数はほとんど富澤さんと同じ点数だったんだとか。
ネタの出番順で2人の点数を照らし合わせることととなり、トップバッターのカベポスターには2人とも93点、2人目の真空ジェシカには富澤さんが92点、伊達さんが95点を付けたそうです。
その後、敗者復活組のオズワルドに2人とも90点、ロングコートダディに2人とも96点、さや香は富澤さんが97点、伊達さんが96点、男性ブランコに2人とも95点、ダイヤモンドは富澤さんが88点、伊達さんが91点、ヨネダ2000には富澤さんが91点、伊達さんが92点、キュウには富澤さんが90点、伊達さんが87点、ウエストランドには2人とも94点を付けました。
決勝ラウンドでは富澤さんがウエストランドに票を入れており、伊達さんからは「さや香かなぁ」という連絡が届いていたそうです
実に5組が2人揃って同じ点数になったことを受け、伊達さんは「すごくない、これ?」と興奮気味に話しました。
■M-1審査員席の超リアルな裏側に驚愕!サンドウィッチマン富澤に届いたメールとナイツ塙の「肩チョンチョン」
続けて、伊達さんは決勝ラウンドの審査について、「ウエストランドはすごい好きで、応援してるんだけど、なんかコンビ芸として、ボケツッコミとして見た時に、俺はさや香の漫才すげえ面白かったのよ。っていうのは、自分達ができないような漫才やってるなあっていう。サンドウィッチマンとしてね」と話します。
「しっかりボケツッコミって決まってないような、ネタっぽくないというか。しゃべくり漫才っていうのかな? 関西の。あれって難しいじゃん? 関東漫才だとすごく難しいスタイルなんだけど、それができているから、すげえなあと思って」と、最終的には準優勝となったさや香を褒め称えました。
一方で、3位となったロングコートダディのネタも非常に面白かったことから、伊達さんは票が割れると予想していたそうです。
最終的にはウエストランドに6票が集まって優勝となりましたが、富澤さんも「審査員やって決勝の票を押す前かな?『これ割れるよね?』って(ナイツの)塙くんと喋ってて。全部に入るんじゃないかなと思ってたから。割れそうだねって話をしてて」と明かします。
「ボタンを押して、そこからCM入ったりするんだけど。塙くんに肩チョンチョンってされて、指差されたら、ウエストランドに入ってたのよ。普段って見ないから。見ようと思えば乗り出せば見れるんだけど、見ないから。そんなに話もしないから」と裏話を明かした後、「割れんだろと思ってたら、さや香は1票だったんで。ちょっとびっくりしましたけどね」と感想を述べました。
富澤さんは「(ボタンを)3つ同時にバーンと押してやろうかなと思うくらいの」と、審査員として悩みに悩み抜いてウエストランドに票を入れたことを明かしています。
■「さや香には売れてほしいなあ」とつぶやくサンド伊達、優勝候補として過ごす今後も懸念「和牛みたいな感じに…」
伊達さんはM-1の生放送が終わってからさや香のネタを3回ほど見返したことを明かしつつ、「さや香には売れてほしいなあ」とつぶやきます。
富澤さんが「来年なんかは優勝候補でしょ」と話すと、「優勝候補ですけど、またハードルがガンと上がってるから。ああいうタイプは多分1回出て1回目で優勝しないと、なんせこの間の1本目のネタはすごい面白かったから。それを今度超えなくちゃいけないっていう。このプレッシャーね」と分析した伊達さん。
「もしかしたら、また獲れずに何年もっていう感じになっちゃう可能性もあるしね」と富澤さんが反応すると、伊達さんは「和牛みたいな感じになっちゃうかもしれないよね」と、かつて2015年から5年連続で決勝戦に進出し、うち3回は準優勝となっていた漫才師を引き合いに出しました。
続けて、伊達さんは「でも見事だったなあ。面白かった」と、さや香を称賛しました。
ネット上では、「トミーとほとんど同じwwww」と伊達さんの点数を面白がるリスナーだけでなく、「ウエストランドが面白いのは言わずもがな。さや香の正統派しゃべくり漫才はお見事だったなぁ」「さや香の1本目の閃きはすごかったな…」といった声も見られました。
この後には、敗者復活戦を地上波で放送してしまうと1年間のネタの消費数が増えてしまうことや、同じネタを1日に2本披露する難しさなど、2人なりの意見も発していました。
サンドウィッチマンの2人の漫才に対する考え方だけでなく、どのように大会を捉えているかを聞くことのできる充実の内容でした。
【番組情報】
サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー
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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)