大黒摩季、LGBTQなど性的少数者に「自由に好きな服着て」自身のコンサートでは「キラキラしましょう!」

投稿日:2022/12/09 16:41 更新日:

12月8日、歌手の大黒摩季さんがパーソナリティをつとめるラジオ「Your Playlist」(bayfm)では、ゲストに指揮者の栁澤寿男さんを迎えてトーク。現在開催中のコンサートツアーについて語り注目を集めています。

大黒摩季

(画像:時事)

■大黒摩季のクラシックコンサートがとても楽しそう…!

現在、デビュー30周年を記念したコンサートツアー「MAKI OHGURO 30th Anniversary Symphonic Tour 2022 ~SPARKLE~」を開催中の大黒さん。

コンサートでオーケストラの指揮者を務める栁澤さんをゲストに迎えて音楽についてトーク。

今回のコンサートは、クラシックアレンジされた大黒さんの曲を、オーケストラをバックに歌うというもの。

いつもとは違う趣向のコンサートを「楽しんでもらいたい」と語る大黒さん。クラシックのコンサートについて「お客様がなんかキャッチャーみたで、いささかもったいない」とのイメージを持っていたと明かします。

欧米では、クラシックのコンサートでも「感動したらすぐスタンディングオベーションで『自分たちは感動したぜー!』ってアピールしたりするじゃないですか」と大黒さん。

一方、「日本のお客様って奥ゆかしくて」とのこと。そこで「扉を開けたいなと思うんでね」と、日本のお客さんも盛り上がれるようなコンサートにしたいと言います。

コンサートで感動したら、何回でもスタンディングオベーションをしてほしいとのこと。

■大黒摩季、LGBTQなど性的少数者に「自由に好きな服着て」

また、今回のツアーのドレスコード「MAKI’s Formal」には、思い思いのおしゃれをしてコンサートを楽しんでほしいという願いがこめられているそう。

大黒さんは「“MAKI’s Formal”って敷居高く感じてるかもしれないんですけど、逆ですから。私が下げてるんですからね」と、敷居を高く感じる必要はなく、好きなおしゃれを楽しんでほしいと言います。

また、LGBTQなどの性的少数者の人たちにも自分が着たいファッションで来てほしいと語る大黒さん。

「LGBTQちゃんたちが今までクラシックのコンサート行くんだったら自分の服脱いで、男性よりのおじさんになって行かなくちゃいけないから、行かないっていう子いっぱいいたんですよ」と、トランスジェンダーを例に挙げながら、性的少数者の人たちがファッションの問題によりクラシックコンサートへの行きにくさがあったことに言及。

そして「あたしん家はいいわよ、あたしん家はおいでっていう場所にしてあげたいんですよね」と、自身のコンサートでは敷居を低くし、皆が行きやすい場所にしたいと意気込みを語ります。

「ここは皆自由に好きな服着て」「あたしたち、キラキラしましょう!」と呼びかける大黒さんでした。

■大黒摩季のクラシックコンサートにリスナーも期待高まる

他にも、栁澤さんと共にコンサートの作り方や音楽への向かい方など、音楽談義で盛り上がった30分。

ネット上では「感動しました!もう1公演観たいです」「最高のコンサートになりそうで今から楽しみです」との声が上がっています。

クラシックというと敷居が高いイメージを抱きがちですが、大黒さんのコンサートはとてもウエルカムで楽しい雰囲気であることが伝わってきましたね。

「MAKI OHGURO 30th Anniversary Symphonic Tour 2022 ~SPARKLE~」は、12月25日までに3公演を予定。早速行ってみたくなったリスナーも多いのではないでしょうか。

【番組情報】
Your Playlist
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20221209000000

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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