スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。11月13日の放送では、草野さんがギターについて語る場面がありました。
■スピッツ草野マサムネ、メンバーの家で運命の出会い!?
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
ストラトキャスター、レスポール、グレッチに続いて
”ギター機種縛り特集”第4弾🎸今回は【ギブソンSG使いで漫遊記🗺️】
ハードロックからグルーヴィーなナンバーまで
ギタリストを魅了するSGサウンドで漫遊します‼️https://t.co/8p4eNAM7QR pic.twitter.com/rM8yDatafN— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) November 13, 2022
今回番組では、ギター機種の中から、アメリカのギブソン社が販売しているエレキギター・SGをピックアップ。
「ギブソンSG使いで漫遊記」と題し、ギブソンSGが使われた楽曲を草野さんが紹介、解説していきました。
番組の途中、「ここでSGと私についてちょっとお話しますと…」と切り出し、今では自身も愛用しているSGギターとの出会いから話し始めた草野さん。
「福岡にいる頃、高校生の頃までは周りでSGを弾いてる人はいませんでした。なので楽器屋さんでちょっと見掛けるぐらいのギターだったんですけども」と、ギターを始めたのは中学生時代だった草野さんですが、SGギターは中高生まで触れることが無いものだったと話します。
そして、「上京して、うちのベースの田村の部屋にギター1本、白いSGがありまして、これグレコのコピーモデルだったと思うのですが、あれが最初に触った1本かな、SG。その時から弾き易いギターだなとは思ってました」とコメント。
大学で出会った、今ではスピッツのベーシストである田村明浩さんの家で初めてSGギターに触れたことを明かしました。
■草野マサムネ「新しい相棒の1人」現在愛用するギターとの出会いを明かす
その後、草野さんは「スピッツでデビューして、1993年頃かな? 新宿3丁目のイシバシ楽器だったと思うんですけども、緑色のSGを衝動買いしたんですよね。これはね『空の飛び方』のツアーとかで弾いてたと思います」と、ギターや管楽器などを扱う楽器店・イシバシ楽器で初めて購入し、当時のツアーを一緒に回ったSGギターを回想。
続けて、「でも色々なギターに目移りして、このギターだけは、後に友達にあげちゃったんですけど、今青森に住んでるHくんとていう…」と、その初代SGギターは友人に譲ったため、手元に無いことを明かします。
そして、「それでSGとは縁遠くなっていたんですが、10年ぐらい前に螺鈿職人の友達がいまして、彼になんか細工してもらおうと思って、ギターに。SGのボディって面が広いので色々細工しやすいかなって思って買ったんですよね、そのときに。で、なんとなく弾いてたら、凄い弾き易いし音も良いから、それきっかけにここ最近、『醒めない』のアルバムの頃からかな? また使うようになってきて、今はもう本当に新しい相棒の1人という感じなんですけども」とコメント。
螺鈿という貝と漆を使った工芸品を作る職人の友人に螺鈿細工をお願いするために、10年前に購入したSGギターを現在も愛用しているとのことでした。
ギターの話で青森在住のHくんと螺旋職人が登場したことで、ネット上では「青森に住んでるHくん、マサムネさんからもらったギター持ってるんだ え?螺鈿職人の友達?交友関係すごい」「青森のHくん聞いてる?そのギターまだ持ってるよね?宝だよねーマサムネさん友達いっぱいいる」と、草野さんの人脈の広さに驚く声が。
また、「ウチの田村、いただきました!」「『田村の部屋』にあったSGが、マサムネさんに影響を与えたのね ある意味、運命のギター」と、メンバー田村さんの名前が出てきたことに喜ぶ声も挙がっていました。
草野さんが使用するギターについてのトークはファンや音楽好きにとって興味深いものだったのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)