9月9日、藤本美貴さんのYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ / 藤本美貴」では、ゲストに振付師の夏まゆみさんを迎え、トークする動画を公開。夏さんは、ハロプロ全盛期の多忙すぎるスケジュールを明かし、注目を集めています。
(画像:時事通信フォト)
■振付師・夏まゆみがハロプロ全盛期の殺人的スケジュール明かす「5日で8時間しか寝れてなかった」
2000年前半の頃、振付の仕事が忙しく、「5日で8時間しか寝れてなかった」と語る夏さん。
藤本さんは「ちょっと! やりすぎですよ」と驚きます。
藤本さんが、「当時、モーニング(娘。)以外も付けてましたよね? 他のハロー!プロジェクト全部を」と聞くと、夏さんは「全部やってて、当時、他の振付師の先生がいなかったので、全部やってたんだよ」と答えます。
そして、「午前中にタンポポ付けて、午後に早めにモーニングやって、最後にミニモニ。やって、みたいな」と、各ユニットの振付を次々こなさなければならなかった当時を振り返りました。
ハロプロメンバーのシャッフルユニットの振付も担当していた夏さん。
「全部のハロプロ(メンバー)が来るから、分けてできないんだよ。だから、時間をいっぺんにやんなきゃいけないわけ」と、シャッフルユニットならではのダンスレッスンの難しさを明かします。
シャッフルユニットに振付を教える時は、3つのスタジオを丸一日押さえて、同じ時間内で別々のシャッフルユニットのレッスンをしていたそう。
夏さんの多忙なスケジュールを聞き、「先生ヤバい、スケジュールが」「誰よりも忙しいんじゃない?」と驚く藤本さん。
「自分たち忙しいと思ってたけど、そんな、5日で8時間? てことはちょっとなかったです。もう気持ち寝れてた気がする」と振り返ります。
■振付した曲は月37曲!藤本美貴も驚き「先生、断るってことを知らなかったですか?」
「月に30曲とか付けてたわけ当時」と夏さん。
あまりの多さに、藤本さんは「先生、断るってことを知らなかったですか?」とツッコみます。
「今だったらね、絶対『ちょっとNGです』とか言うのにね」と笑う夏さん。
当時、「最高記録がね、(月に)37曲で、だけどその時のノルマが39曲だったの。2曲できなかった」と、それでもノルマを達成できなかったと言います。
藤本さんが、「『ちょっとつんく♂さん!』とかなかったんですか? 文句は」と、当時のプロデューサーのつんく♂さんに意見しなかったのか聞くと、「リリース日が決まってんじゃん」と夏さん。
そして、「振付する期間は、レコーディング終わってトラッキング全部やって、曲が上がるのがちょっと遅れてくるわけ。でもリリース日は決まってるので」「『じゃあお願いします』って渡されて、『はい』ってもらった1時間後に振付するっていうのがあった」と、タイトすぎるスケジュールだったことを明かします。
夏さんのあまりのハードスケジュールに、「ええ? そんなことある?」と目を丸くする藤本さん。
夏さんは、曲をもらった後は「『ちょっと喋りかけないでください!』みたいな感じで」振付を作っていたそうです。
■ハードスケジュールを明かした夏まゆみに視聴者「夏先生あってこそのハロプロ」
他にも、夏さんがアイドル時代の藤本さんに救われたエピソードや、モーニング娘。時代のエピソードなどで昔を振り返りました。
今回の動画に対し、ネット上では「夏先生ってこんなに忙しかったんですね!!アイドルも忙しいけど、振付師も忙しいってことを改めて知りました!」「夏先生あってこそのハロプロ!」「夏先生素晴らしい振り付けをいっぱいありがとうございます」との声が上がっています。
思わず一緒に踊りたくなるような魅力的な振付を多く世に送り出してきた夏さん。
その裏にすさまじい忙しさがあったことを知り、驚いた視聴者も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
ハロー!ミキティ / 藤本美貴
https://www.youtube.com/watch?v=IS_B8emljSc
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)