スピッツのボーカル・草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYO FMほか)。9月4日の放送では、草野さんが曲の前奏と間奏についての思いを語る場面があり、普段は聞く事ができない貴重な作曲についてのトークに注目が集まりました。
■草野マサムネ、前奏作りが苦手だった?
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
【好きなベーシスト・リクエストで漫遊記 PART1】
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アナタからのリクエストにお応えするSPウィーク🙌🙌
新・旧・洋・邦、様々な"好き"が集まった
ベーシストのプレイが映えるロック大陸を漫遊🎶https://t.co/k9mdUxF9QO— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) September 4, 2022
以前、イントロやアウトロを考えるのが苦手だとの発言をしていたという草野さん。
比較的古い曲は前奏や間奏が長い曲が多い気がすると感じたリスナーから「昔は無理をなさって前奏や間奏を長くしていたんですか?」とのお便りが。
草野さんは「間奏はね、割とそんなに作るの苦手じゃないんですけど。前奏作るのが結構苦手で。なんかイントロかっこいい曲とかあるじゃないですか?すごい憧れるんですけども」と語ります。
「かっこいいイントロ作れば作ろうとするほど、煮詰まっちゃって『出来ない!』ってなるんですよね」と、歌始まりのデモテープからプロデューサーと相談し作っていくことも多いそう。
サブスク時代で、最近は全体的にイントロが短めな風潮があることから、草野さんは「最近のスピッツの曲も意外とイントロ、前奏短めかもしんない。間奏はしっかりありますよ」と爽やかに述べました。
■草野マサムネ、スピッツ楽曲の間奏には『ウルトラマンA』が関係していた!
最近は間奏を飛ばして音楽を聴くという人も多いと明かす草野さん。間奏について「間奏に至るまでの歌詞とかメロディの世界を振り返ってを噛み締めたり、または場面の転換にね、なったりとか。かなり重要な意味がある場合が多いんですよ」と熱弁します。
「俺、最初にそれ思ったのがね『ウルトラマンA(ウルトラマンエース)』の曲のTAC(タック)のテーマっていう」と、幼稚園の頃に聴いたレコードの思い出を振り返る草野さん。
「結構ちゃんと間奏があって、そこでねTACの隊員のね有志を俺思い浮かべながら聴くのが好きだったんですよね。だからね『間奏って大事だな』って」と、幼い頃の学びを告白。
続けて「これからもね、間奏はしっかりなんか考えて作りたいなと思いますけれどもね」と今後の曲作りについて触れた草野さんでした。
■スピッツ曲の前奏&間奏に対する反響続々
他にも、草野さんの運転免許の写真について語る場面や、リスナーからのリクエストに答えた曲をメッセージを交えながら紹介するなど、盛り上がりました。
リスナーからは、ネット上で「スピッツの前奏も間奏も私は好きですよ」「スピッツの曲は間奏の所がカッコイイの多くて好き」「幼稚園の時にウルトラ警備隊の曲で知るって!かわいい」「へぇー間奏って大事だな」などの声が並びました。
間奏の重要性をウルトラマンの曲から幼少期に学んだという草野さんの発言には驚かされましたね。
リスナーからのお便りに真摯に回答する草野さんの姿に心がほっこりしたリスナーも多かったようです。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:葉加瀬ミカ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)